いつもブログを拝読頂き有難う御座います。
前回の記事に引き続き、今回もGrowth hackerがどのように従来のマーケティングを変えたのかご説明いたします。
前回の記事で残った一つの疑問。
「なんでグロースハッカーはマーケティング担当なのに商品開発に口を出すの?」
従来のプロダクトマーケティング担当といえば、自社製品の広告業務の柱として製品の販促に大きな貢献をする存在でした。
大まかに言えば、
- いくらで売るのか
- 誰に売るのか
- どの流通経路で売るのか(オンラインか店頭販売かなど)
- どうやって魅力を伝えるのか(広告)
などを思案し、手元にある商品をより多くの顧客に販売する使命を担っていたのです。
しかしここで黙ってないのがグロースハッカー。
彼らにとって商品開発プロセスはマーケティングプロセスの一環であり、商品開発と商品マーケティングを区別する従来のフローを覆したのです。
ではなぜそこまで商品開発にコミットする必要があるのでしょうか?
その答えはバイラル効果という概念に隠されています。
バイラル効果
日本語では自己増殖性なんて難しい言葉でも訳されているようですが、簡単に言ってしまえば、ネット上の口コミなどを介して瞬く間に人気が出て世の中に拡散することなんです。
FacebookやTwitterなど、ネットワークが広がれば広がるほど楽しみが増していくSNSは正にこのバイラルモデルの典型です。
こういったサービスの成功は、多大な労力を使わずとも人から人へと魅力が伝わるように、グロースハッカーによって「ウィルス性が商品に埋め込まれた」結果なのです。
具体例を紹介したくてうずうずしているのですが、ちょっぴり長くなりそうなので続きは次回の記事で。