「グロース(成長)をハック(不正に入手)するって、なんかやばくない!?」
「IT系のニュースでハッキングってまた情報漏洩やサイバーテロが起こったの?」

グロースハックという言葉が本格的に流行の兆しを見せたのは2012年。
当時アメリカに留学していた私が、TechCrunchでこの真新しい言葉を目にした時の印象です(恥)

もちろん私の第一印象は見事なまでの的外れだったのですが、同じことを考えた人は少なくないのではないでしょうか?

恥ずかしがらなくて大丈夫です。
ハッキングやハッカーといえばネガティブなことを連想するのが日本人の常なのです。

じゃあ実際はどういう意味なのでしょう?
ウェブマーケティングには直接関係ありませんが、コンセプトを理解する上でとても重要なのでここでご説明しておきましょう。(あと、知ってるとかっこいいです。モテます、多分。)

【ハッカーの意味①】コンピューター上のセキュリティシステムを不正にかいくぐり、機密情報の入手や流出に貢献する者。

みなさんも上記の意味でよく使いますよね?。
英語圏でも、日本語におけるハッキングと同じ意味合いでニュースや新聞で頻繁に取り上げられます。

【ハッカーの意味②】巧妙な技術と豊富な知識を駆使し、特定の行為において優れたパフォーマンスを見せる者。

ご覧の通り、皆様がハッカーに抱く印象(=意味①)とは大きく異なる、ポジティブな意味もあるのです。

 

グロースハックの根底にあるのはまさにこの意味②であり、決してグロース(サービスやビジネスの成長)をハック(不正に入手)するということではありません。

グロースハッキングとは、

「巧妙な技術と豊富な知識を駆使してサービスやビジネスの成長に貢献すること」

なのです。