【有名スタートアップで働こう!】 求人広告から見るグロースハッカーの資質-Lyft編-

「Lyftはサンフランシスコのグロース・チームで働くグロースハッカーを募集しています。」

今アメリカで流行りのライドシェアサービスについて調べ物をしていた時に見つけた求人広告です。

Lyftといえば、同業最大手のUberに並んで今大きな成長を見せるスタートアップの1つ。

もちろんサービスの拡大に伴いチームを増員するのは当然な訳ですが、「グロースハッカーを募集」というなんとも直接的な勧誘文句には思わず驚きました。

更に「growth hacker jobs」なんて調べてみると、世界中で同じような求人広告が多く出回っていることも分かりました。

そこで今回はLyftの求人広告に焦点を当て、グロースハッカーに求められる資質や経験を探求します!(あわよくばシリーズ化を狙っています。)

Lyft

前述のとおり、Lyftは今アメリカで流行中のライドシェアアプリを開発したスタートアップの1つです。

2012年のローンチ以降瞬く間に頭角を表したLyftは、現在までに約83億円の資金調達に成功しています。

そんなLyftが自社サイトの採用ページに掲載した一枚の求人広告がこちら。

growthhackappli

 

 

「Lyftはサンフランシスコのグロース・チームで働くグロースハッカーを募集しています。」というなんとも強烈な1行で始まるこの求人広告。

成長いちぢるしいスタートアップはどんなグロースハッカーを求めているのか、じっくり見てみましょう!

Lyft求人広告日本語訳

マーケティング(職種)

Lyftはサンフランシスコのグロース・チームで働くグロースハッカーを募集しています。

Lyftは、サービスの成長促進、マーケティング、技術担当の交差点で高い能力を発揮し、迅速でスケール可能な戦略をもってLyftの拡大に努めるグロースハッカーを求めています。

求められる人材は、枠にとらわれない考え方が出来る徹底的な現場主義者。

数字、API、コンピューターが大好きなことはもちろん、試行錯誤を重ね常にサービスの改善にコミット出来る人材を求めています。

あなたの職務

  • ・戦略や戦術の構築と実行に努め、Lyftを新たなマーケットに導入する。
  • ・解析と継続的なテストでユーザー獲得率及びコンバージョンレートを改善する。
  • ・ユーザー獲得及びコンバージョンチャネルの改善によりバイラル効果を最大化する。
  • ・チームメンバーの士気を高め、Lyftを次のレベルへと誘うツールを開発する。

あなたの経験

  • ・3~5年以上のマーケティング、ユーザー獲得、データ分析の経験
  • ・クリエイティブなユーザー獲得戦略を実行した経験
  • ・卓越した数値分析、戦略構築、問題解決能力
  • ・スタートアップでの経験があると尚良し。

あなたのスキル

  • ・絶えず変化する厳しい環境で高い能力を発揮する学習能力
  • ・アイディア構築から実行に移すまでのプロセスを卒なくこなすセルフスターター
  • ・絶えず変化する環境でも優先順位を柔軟に調整して最高のパフォーマンスを発揮する能力
  • ・与えられた日々の仕事の範囲を超えて組織全体の成長に貢献するチームプレイヤー

ボーナスポイント

  • ・Lyftの熱狂的ユーザー
  • ・HTML/CSS/Javascript/SQL
  • ・フェイスブック、ツイッター、リンクトインのツール及びAPIへの見識
  • ・コンピューター・サイエンスへの見識

まとめ

  • ・グロースハッカー生誕の地アメリカでは、グロースハッカーの採用も活発になっています。
  • ・新進気鋭のスタートアップLyftでも、「プロダクト愛」、「プログラミングスキル」、「SNSに関する見識」などなど、当ブログで幾度と無く登場したグロースハッカーの特徴が求められています。
  • ・今後も様々な有名スタートアップの求人広告を紹介して、いつか読者の皆様からグロースハッカーが誕生することを期待しています!

【WEB担必見】6つの有名SNSを上手に使い分けてみる

全く同じ投稿を各ソーシャルメディアに垂れ流していませんか?

このブログでも既に何度かお伝えしたように、ソーシャルメディアはそれぞれ特有のユーザー特性や機能を兼ね備えています

ただ単に同一の投稿をフェイスブックやツイッターに垂れ流していては、効果が出なくて当然と言って過言では無いでしょう。

では実際にどのように各ソーシャルメディアを使い分ければいいのでしょうか?

本日は、6つの有名ソーシャルメディアを上手に使い分ける方法を伝授致します!

Facebook

言わずと知れたソーシャルメディアの帝王フェイスブック。

月間アクティブユーザーの数は12億人とも言われ、フェイスブックのリーチの広さを活用しない手はありません。

しかし、ほとんどの企業がフェイスブックに企業ページを構える今、ただ闇雲にページを作ったり投稿を重ねても大きな効果は見込めません。

ユーザー数が圧倒的に多いフェイスブックだからこそ、適切なターゲティングが求められるのです。

フェイスブックをマーケティングに活用する際は、必ず①企業のブランドを定義し、②ブランド定義に即したメッセージのコミュニケーションを心がけましょう。

一貫性の無い投稿で見込み客を逃すくらいなら、適切なターゲティングによって12億人のユーザーの一部でも獲得する方がよっぽど賢いですよね?

LinkedIn

LinkedInは今回紹介するSNSの中で唯一のプロフェッショナル・ネットワーキング・サービス。

キャリア志向の高いユーザーが多いリンクトインでは、消費者向けのマーケティングはよっぽどクリエイティブでない限りあまり効果は無いといえるでしょう。

LinkedInのようなSNSをマーケティングに活用する際は、コネクションを築き、社内の人間の影響力を高めることに集中することが大切です。

直接購買に繋がらなくても、業種やスキルを共有する人々の中で影響力を高めることは企業ブランドの強化につながります。

もちろん影響力が一定まで高まれば、口コミで消費者にもメッセージが届くことだって考えられるのです。

まずはLinkedInで同業や同じスキルを持つ仲間を集めたグループを作りましょう。

まだまだ日本ではリンクトインユーザーの数が少ないため、積極的に周囲の人間を誘ってみることから初めてみるのもいいでしょう。

オンライン上での情報共有はもちろん、オフ会を開いて親睦を深めることも重要です。

強いリーダーシップが無駄になることはありませんよ!

Pinterest

最近日本語でもサービスを正式に開始したピンタレスト。

お気に入りの画像や動画を自分の「ボード」に貼り付けて共有するSNSサービスです。

どのソーシャルメディアにも当てはまることですが、やはりピンタレストでも商品のPRばかりを行う押し売りページにしては元も子もありません。

特に女性ユーザーからの支持が強いピンタレストでは、ブランドのライフスタイルを提案する画像や動画を掲載することが重要と言えるでしょう。

例えば天然由来成分を売りにする化粧品であれば、オーガニックなライフスタイルを連想させる画像や動画を載せて、ユーザーにブランドのビジョンを共有してもいいかもしれません!

 Instagram

マルチメディア系SNSといえばInstagramも忘れてはいけません。

既に日本でもユーザー数の多いインスタグラムでは、あなたのブランド商品を写真におさめて(加工して)共有してもらうキャンペーンを実施してみるのがオススメです。

SNSマーケティングの基本である双方向コミュニケーションを忠実に守って、優れた写真にはクーポンや商品などのギフトを与えると更に効果的です。

ハッシュタグをつけて拡散効果を最大化することも忘れずに!

Twitter

誰でも気軽にフォローが可能なTwitter。

フォローするという文化はFacebookよりも強く根付いており、著名人と一般人が気軽に交流出来る点も人気のひとつと言えるでしょう。

著名人や有名アカウントとのコミュニケーションはブランドの認知度拡大に直結し、マーケティング担当としてはもちろんこうしたTwitterの利点を活かさない手はありません!

  • ・まずはブランドと関連性のある著名人をフォロー

例えばあなたが前述の化粧品ブランドだったら、影響力の高い女性芸能人をフォローしてみましょう。(例えばきゃりーぱみゅぱみゅ)

  • ・ブランドと関連のあるメッセージをリツイート

なんでもかんでもリツイートしていたら、労力も勿体無いしブランド力の低下を招きかねません。

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いくらきゃりーぱみゅぱみゅの個人的ファンでも、化粧品に全く関係の無いツイートに対してアクションをとるのは控えましょう

  • ・質問や悩みに答えてあげる

著名人がツイートする理由の1つに、大多数のユーザーを利用して質問や悩みに対する回答を求めていることが挙げられます。

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例えばきゃりーぱみゅぱみゅがこんな風に肌に関する悩みつぶやいていたら、すかさず反応してあげましょう。

多くのメッセージを受信する著名人ですが、ニーズにマッチしたコメントにはしっかり返信する方々も多いようですよ!

*著名人に知り合いがいても、ステマをしてはいけません。

YouTube

「予算もないしどうせクオリティの低いビデオしか作れないから…」

なんてYouTubeマーケティングを諦めていませんか?

スマホが普遍化する今、何も高級ビデオカメラや編集ソフトを使う必要はありません。

世の中には様々な無料動画編集アプリが出回っており、マルチメディア戦略には打ってつけの時代と言えるのです。

特に画像やテキストだけでは伝わらない機能が備わった製品やサービスには、YouTubeマーケティングが欠かせません

ウェブサイトに動画をただアップするだけではなく、YoutubeにポストしてGoogle+から拡散を狙うことも忘れないように!

まとめ

  • ・各ソーシャルメディアはそれぞれ違ったユーザー特性や機能を兼ね備えています。
  • ・それぞれのソーシャルメディアを理解し、マーケティングの目的に沿ったメディアを活用しましょう。

コンテンツマーケティングで犯しがちな6つの間違い

コンテンツマーケティング。

2013年のマーケティングトレンドを象徴するバズワードの1つではないでしょうか。

本ブログでも何度もこのキーワードは登場しており、特にハミングバード導入以降のSEO対策はコンテンツマーケティングというコンセプトなしに語ることはできなくなっています。

しかし、言葉ばかりが先行して、誤った情報や手法に基いたコンテンツマーケティングが横行しているのも事実。

本日はそんな現状を考慮して、マーケティング担当なら必ず知っておきたい「コンテンツマーケティングで犯しがちな6つの間違い」をご紹介致します!

間違い① 売上アップが唯一の焦点

コンテンツで顧客を獲得したいなら、売上に目を向ける以前に、ユーザーのためになるメッセージを正しいチャネルとタイミングで伝え、適切なターゲットと信頼関係を築くことに焦点を当てましょう

コンテンツマーケティングとは、良質なコンテンツの提供によって顧客を獲得することです。

要するに売上げアップやリードジェネレーションがが最終的な目的な訳ですが、売上だけに重きをおくことによって、「良質なコンテンツ」の定義が曖昧になってしまうケースを多く見かけます。

そもそも正しいコンテンツマーケティングとは、「(見込み)顧客にとって価値のあるコンテンツ」を届けることであって、「あなたが考える質の高いコンテンツ」を提供することではありません。

もしあなたのウェブサイトが自社のアピールばかりを並べた供給側本位のコンテンツしか提供していないなら、今すぐコンテンツを見直しましょう。

間違い② 自社サービスの優位性ばかりを伝える

あなたの商品がどれだけ優れているかをただアピールするのはやめましょう。

消費者も馬鹿じゃありません。

自社の商品を過大評価したコンテンツも、他社の商品をただこき下ろしたコンテンツも、目の肥えた消費者にとっては競合同士の単なる意地の張り合いでしかないのです。

消費者がウェブコンテンツに求めているのは、自身の悩みや不満を解決する上で最も適切な商品を見極める手助けです。

他の商品と比較するのであれば、双方のメリットとデメリットを挙げることはもちろん、特にどんな状況下に置かれたユーザーの悩みを解決するのに最適なのかを明確にすることが重要です。

間違い③ 最新の情報は絶対取り入れる

「良い情報=新しい情報」という発想は捨てましょう。

たしかに時事性や更新頻度は、良質なコンテンツを構成する大切な要素のひとつです。

古い情報ばかりを載せていては、ユーザーのためのコンテンツとは呼べないでしょう。

しかし、新しい情報を載せるばかりに気を取られ、あなたが伝えたいメッセージが疎かになったり曖昧になっては意味がありません。

新着ニュースや新たなコンテンツを追加する際には、あなたがウェブサイト全体をもって伝えたいメッセージを必ず再確認してみましょう。

間違い④ 簡潔であればあるほど良い

コンテンツの良し悪しはコンテンツの量で決まるものではありません。

もちろんキャッチコピーを考える際やTwitterなどを活用する際は、文章の簡潔さがとにかく重要です。

しかし、キャッチコピーやTwitterはあくまでコンテンツ全体への導入部分であり、コンテンツ全体を簡潔にしすぎればメッセージが伝わりづらくなる恐れもはらんでいます。

コンテンツを作成する際には、まず本当に伝えたいメッセージを明確にしましょう。

メッセージが長ったらしい場合には、以下のような対策を取ることで、メッセージ性をそのままに閲覧しやすいコンテンツを提供しましょう。

  • ・削除してもメッセージがぶれない部分は削除する
  • ・重要ポイントをリスト化する(読みやすくする)
  • ・複数のコンテンツに分ける
  • ・チャネルを再考する(例えば長々とした文章をあげる場合は、オウンドメディア>フェイスブック)

間違い⑤ 量より質

質の良いコンテンツを量産できる仕組みを考えましょう。

もちろんただのコピーコンテンツや誰でも知ってる情報を載せていてはコンテンツマーケティングとは呼べません。

しかし、質にこだわりすぎて量を確保できなければ本末転倒です。

「質と量の両方を担保出来る方法はないか」、とにかく考え抜きましょう。

例えば、グロースハックジャパンは皆様に最新のWEBマーケティング情報をお届けすることを目的に、米系統計サイト Statistaの情報をしばしば引用しています。

信頼性の高い粗データを発信するサイトを活用し、粗データに関する意見や分析結果を載せることも、質と量の両方を担保するための手法の1つと言えるでしょう。

間違い⑥ 最重要KPIはソーシャル指数

コンテンツマーケティングの成否をソーシャル指数だけを基に判断してはいけません。

いいね!やリツイートの数はユーザーからの貴重なフィードバックの1つであることに間違いありませんが、アクションに工数がかからないことから、データとしての厚みはユーザーの生の声やアクセス解析に比べて低いことも事実です。

ソーシャル指数のみに頼ることなく、下記のKPIを含んだ従来通り定性・定量的観点からの効果測定を心がけましょう

  • ・ユーザーレビューの数
  • ・ユーザーレビューの内容
  • ・流入数
  • ・コンバージョン
  • ・直帰率
  • ・離脱率

まとめ

  • ・流行のコンテンツマーケティングもやり方を間違えれば失敗に終わりかねません。
  • ・本記事で紹介した6つの間違いを参考に、ご自身のコンテンツマーケティング手法を改善していきましょう。

【今すぐ使えるSEM対策】購入意思でキーワードを分類

皆様は普段どのようにSEO・リスティングキーワードを分類していますか?

ビッグ・ミドル・スモールと、ボリューム別にキーワードを分類している方が多いのでは無いでしょうか。

もちろんターゲットを量的に判断することは必要不可欠ですが、それだけでは最適な検索エンジンマーケティングとは呼べません。

コンテンツ・マーケティングの重要性が叫ばれる昨今、ボリューム以外にも定性的な観点でキーワード選定からコンテンツ製作までを実行することが欠かせないのです。

そこで是非WEB担当者の皆様に実践して頂きたいのは「購入意思によるキーワードの分類」。

本日はその分類方法からコンテンツ制作に至るまでのプロセスと注意点をご紹介致します!

リサーチキーワード

リサーチキーワードとは、商品やサービスに関心を示している際に検索するキーワードのことです。

「美容整形」、「スピーカー」、「パソコン」などが含まれ、特定の商品やサービスに関心は示しているものの、検索キーワードに対しての理解や購入意思がまだ曖昧な状態であることが特徴です。

「スピーカー」を例に挙げると、

  • ・Wikipediaなどが提供するスピーカーに関する一般情報
  • ・各メーカーや比較サイトが提供する製品情報

などが検索結果1ページ目を埋め尽くしています。

多くのユーザーはこの段階で「スピーカーと一口に言っても5.1ch、ワイヤレス、マルチウェイなど色々な種類がある」ことに気付き、購入意思の決定に近づくアクション(ウェブページの閲覧、複合キーワードでの検索など)を取ることになるのです。

もちろんリサーチキーワードで検索をかけるユーザーの購入意思は極めて低いものですが、見込み客としての潜在性を秘めていることに違いありません。

スピーカー関連製品を扱っているのであれば、スピーカーという大カテゴリの下層に各種スピーカーの小カテゴリ及び特性を明記したページを用意することでリードジェネレーションが可能になるのです。

比較キーワード

比較キーワードとは、

  • ・「スピーカー 比較」
  • ・「ボーズ オーディオテクニカ 比較」
  • 「・スピーカー 1way 2way 違い」
  • 「・スピーカー 価格」

などなど、スピーカーという大枠の中にある商品を①ブランド②価格③特性などで選別することを目的にしたキーワードを指します。

リサーチキーワードに比べ、比較キーワードを使うユーザーは商品購入により高い関心を抱いており、購入意思が固い傾向にあるのです。

スピーカーなどの電化製品では価格.comがSEOの面で圧倒的な強さを誇っており、「スピーカー 比較」や「スピーカー 価格」などのキーワードを狙って価格.comに真正面から太刀打ちすることはオススメできません。

一方で、「スピーカー 1way 2way 違い」などの製品の詳細情報に関する比較ではまだまだ上位表示の可能性が残されているのも事実。

サイト内ブログで特性の違いに関して記述してみたり、各商品ページに比較情報を掲載したりすることで、競合の関係上SEOが難しい比較キーワードでも善戦を期待できるでしょう。

バイヤーキーワード

バイヤー(買い手)キーワードとは、その名の通り購入意思の固いユーザーによる検索キーワードを指しています。

バイヤーキーワードの特徴として、以下のキーワードがテールキーワードとして含まれていることが挙げられます。

  • ・色 (「iPoneケース 赤色」など)
  • ・サイズ (「macbook pro 15インチ」など)
  • ・メーカー名(「体重計 タニタ」など)
  • ・ブランド名(「レクサス 査定」など)
  • ・モデル名(「XC90 中古車」など)

バイヤーキーワードで検索をかけるユーザーは欲しいものが既に明確であり、あとは買える(売れる)場所を探しているだけということが予測できます。

この段階では価格や商品バリエーションなど必ずしもWEBとは直接関係のない部分も購入意思を決定づける大きな要因となりますが、エントリーフォームの改善など、ウェブ上でも売上アップに貢献できる施策は存在します。

見込み客を呼びこむだけでなく、最終的なコンバージョンに行き着くまでの導線を最適化することが重要と言えるでしょう。

まとめ

  • ・ボリュームでキーワードを分類するだけでなく、定性的な観点でキーワードを分類しましょう。
  • ・購入意思でキーワードを分類すると、購入意思の低い順に「リサーチキーワード」、「比較キーワード」、「バイヤーキーワード」の3種類に分類が可能です。
  • ・キーワードを定性的に分類することで、コンテンツ作成の優先順位がつけやすくなります。
  • ・それぞれのキーワード類に適切なコンテンツや施策を取り入れ、検索エンジンからの見込み客を取り逃がさない努力が大切です。

【有名IT企業は何位にランクイン?】最もクリエイティブな企業トップ10

クリエイティブな企業と聞いて、皆様はどの会社を思い浮かべますか?

企業のクリエイティビティはもはや商品やサービスのみに表れるばかりでなく、企業の労働環境や仕事の仕方にも表れる重要な指標です。

GoogleやAppleに代表される今を翔ける有名IT企業の多くは、サービスから職場環境に至るまでの総合的なクリエイティビティ(創造性)が高く評価されていると言えるでしょう。

しかしクリエイティブな企業は何もグーグルやアップルのような有名企業に限ったことではありません。

世界には知名度はまだ低いものの、その創造性を評価されている企業は多く存在しているのです。

そこで今回は、人事担当と社員のマッチアップサービスViewsOnYouが提供する「最もクリエイティブな企業トップ10」をドドンとご紹介致します!

ViewsOnYouについて

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まずはViewsOnYouの仕組みについて簡単にご説明致します。

  • ・ユーザーはLinkedInかFacebookアカウントを使って登録
  • ・様々な指標から自己評価
  • ・自分を知ってる人に客観的に評価してもらう

「様々な指標」の中には、以下のような項目が含まれます。

  • ・キャリアゴールへのコミット
  • ・リスクに対する姿勢
  • ・チャレンジ精神
  • ・計画性
  • ・同調性
  • ・神経質

要するに、ViewsOnYouはユーザーのログイン情報と自己及び他己評価を基に、どの企業が最もクリエイティブな社員を抱えているかを算出しているわけなんです。

最もクリエイティブな企業トップ10

仕組みがわかったところで、早速トップ10の発表に参りましょう!

第1o位 カタール航空

創業: 1993年

本拠地: カタール・ドーハ

事業内容: 航空会社

URL: http://www.sanofi.co.jp/l/jp/ja/index.jsp

第9位 バイアコム

創業: 2006年

本拠地: アメリカ・ニューヨーク

事業内容: ケーブルテレビを含むメディア事業

URL: http://www.viacom.com/

第8位 ユニバーサルミュージックグループ

創業: 1934年

本拠地: アメリカ・サンタモニカ

事業内容: 音楽・エンターテイメント

URL: http://www.universalmusic.com/

第7位 CBCテレビ

創業: 1952年

本拠地: カナダ・モントリオール

事業内容: テレビネットワーク

URL: http://www.cbc.ca/television/

第6位 アップル

創業: 1976年

本拠地: アメリカ・クパチーノ

事業内容: インターネット、デジタル家電製品および同製品に関連するソフトウェア製品を開発・販売

URL: http://www.apple.com/jp/

第5位 FedEx

創業: 1971年

本拠地: アメリカ・リトルロック

事業内容:  輸送・ロジスティック業務

URL: http://www.fedex.com/jp/index.html

第4位 クアルコム

創業: 1985年

本拠地: アメリカ・サンディエゴ

事業内容:  移動体通信の通信技術および半導体の設計開発

URL: http://www.qualcomm.co.jp/

第3位 グラントソントン

創業: 1924年

本拠地: イギリス・ロンドン

事業内容:  監査法人

URL: http://www.grantthornton.jp/

第2位 トヨタ自動車

創業: 1937年

本拠地: 日本・豊田

事業内容:  自動車メーカー

URL: http://www.toyota.co.jp/

第1位 サノフィ

創業: 2004年

本拠地: フランス・パリ

事業内容:  医薬品及び医療機器の製造販売・輸入、研究開発、医療機関への医薬品情報提供・収集

URL: http://www.sanofi.co.jp/l/jp/ja/index.jsp

ランキングから見える傾向

ランキングを振り返ってみると、平均設立年は1969年と、必ずしも新しい会社ほどクリエイティブという訳ではないようです。

また、トップ10の内、情報通信系企業の数はなんと3つだけ!

アップルが6位、そしてグーグルに関してはランクインもしていないことを考えると、ITブームの結果、私達は自然と「IT=クリエイティブ」という幻想を抱くようになったと言っても過言ではないでしょう。

地区別に見るとやはり強いのはアメリカ

もちろんViewsOnYouが米系サービスということも考慮する必要はありますが、アメリカの企業文化が他と比べてクリエイティブ志向であることは間違いありません。

そんな中でトヨタ自動車が2位にランクインしているのは日本人として誇らしい半面、今後日本やアジアからより多くのクリエイティブな企業が出てくることを願いたいですね。

まとめ

  • ViewsOnYouが独自の算出方法で最もクリエイティブな企業をランク付けしました。
  • ViewsOnYouによると、最もクリエイティブな企業は医療系のサノフィだそうです。
  • ランキングを見ると、新しい会社ほどクリエイティブというわけではないようです。
  • 「IT=クリエイティブ」という発想も、間違った見識かもしれません。
  • 地域で見ると、アメリカ系企業が強いことが分かります。

【クリエイティブWEBマーケティング】あなだだけのセーターを作ろう!

毎年恒例ブラック・フライデーの時期がやってまいりました!

ブラック・フライデーとは、感謝祭の週末の金曜日に催される大商戦のこと。

ネット時代の到来とともにサイバー・マンデー(オンラインショッピング商戦)なんて言葉も飛び出すほど、この時期はオンライン・オフラインにかかわらず小売業者は火花を散らしているのです。

もちろん多くの日本人は感謝祭を祝うことも無く、直接商戦に関わることもありませんが、実はこの時期になると各社がこぞってクリエイティブかつ休暇シーズンにぴったりなマーケティングを仕掛けることでも知られています。

今年も様々なホリデーマーケティングが見受けられましたが、本日は私のオススメ、コカコーラゼロによるとっても楽しいマーケティングキャンペーンをご紹介します!

自分だけのセーターを作ろう!

sweatgen

 

「セーター・ジェネレーター」と題されたこの企画。(https://www.sweatergenerator.com/#/main/landing)

休暇シーズンにぴったりなオリジナルセーターを、ウェブアプリを使って作ってみよう!というわけです。

私も早速試してみたので、スクリーンショットと共にご紹介致します!

セーターのタイプを選ぶ

sweat1

 

 

まずはセーターのタイプを選びます。

  • Vネック
  • 丸首
  • タートルネック
  • ベスト

の4種類の中から選ぶことが出来ます。

(選ぶタイプによって後々の選択肢に制限が出るので注意しましょう。)

セーターのメインカラーを選ぶ

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赤、青、緑などなど、全7種類から選ぶことが出来ます。

基本パターンを決める

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ストライプ、ダイヤモンド、丸模様などを選ぶことが出来ます。

基本パターン・ラインの色を決める

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(ここらへんまで来るとセンスのなさがバレて恥ずかしくなってきます。)

模様を加える

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この作業が一番の醍醐味!

クマ、サボテン、トナカイ、ペガサスなどなど、様々な模様であなたのセーターを飾り付けましょう!
バックグラウンドを決めて完成

sweat6

私のセーターは、こんな感じにスッキリしたものになりました!

ダイヤモンドに浮かぶ白いペガサスがポイントです( ´ー`)ドヤ顔

コンテストに出す

sweatvotes

SNSで共有できることはもちろん、コンテスト形式にするあたりはさすがコカ・コーラ。

競争心を煽って参加者を惹きつけるSNSマーケティングの基本を忠実に守っています!

晴れて1番多くの票を集めたユーザーには実際にウェブ上で作ったセーターが届くというインセンティブもあり、アメリカでは既に大きな盛り上がりを見せているようです!

おまけ(ダサいセーター作ってみました)

sweatex

 

 

自分はもちろん、友人や両親が着てても私は距離をおきます。

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夢に出るほどクマだらけ。。。

 

 

sweatred

動物愛好家でしょうか。。。

 

 

まとめ

  • 毎年11月の感謝祭シーズンは、小売店がこぞって大商戦を繰り広げます。
  • この時期になると各社がこぞってクリエイティブかつ休暇シーズンにぴったりなマーケティングを仕掛けることでも知られています。
  • 今年一番のオススメはコカ・コーラゼロによる自分だけのセーターを作れるキャンペーンです!
  • 試したい方は https://www.sweatergenerator.com/#/main/landing まで!

Google Playでグロースハックする5つのポイント

いつも本ブログをご覧いただきありがとうございます。

最近巷を賑わせたテック関連のニュースといえばTwitterのIPO。

ではあるのですが、マーケティング担当の皆様が気になっているのはやはりGoogle PlayとGoogle Analyticsの連動が可能になったことではないでしょうか?

アップルのiOSの方が

  • ・ダウンロード数
  • ・アプリにかける金額

の両面でAndroidを上回っているとはいえ、マーケットシェアでは今だ根強いGoogleのAndroid。

Androidを制さずにアプリを制するとは言えないのです!

と言うわけで、本日はAndroid向けアプリ購入プラットフォームであるGoogle Playで成功するための5つのポイントをご紹介します。

タブレットユーザーはアプリにお金をかける。

tablet

Googleによれば、タブレット型端末を使うAndroidユーザーは、スマートフォンユーザーの70%以上のレベニューを生み出しているそうです。
Androidアプリでの成功はタブレット最適化にかかってると言っても過言ではないのです。

 

 

 

有料アプリよりアプリ内課金

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2012年、Androidアプリ内での購入総額は前年に比べて7倍も伸びたそうです。

つまり、Androidアプリで成功するには、アプリそのものを有料にするのではなく、

  • ・アップグレードで課金を促す(Evernoteなど)
  • ・定額で一定期間のサービスやサポートを提供する(有料ニュースアプリなど)

ことが重要と言えるでしょう。

サブスクリプションサービスが強い

ポイント②でもご説明した通り、「定額で一定期間のサービスやサポートを提供する」サブスクリプションモデルからの収益が、過去数四半期で2倍の成長を見せています。

  • ・BtoBを対象にしたアプリ
  • ・音楽アプリ
  • ・ニュースや本を提供するアプリ

は、特にこの傾向を無視できないでしょう。

アプリの評価とレベニューは比例する

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Googleの発表によると、星4つ以上の評価を受けているアプリは、そうでないアプリのなんと29倍のレベニューを生んでいるそうです。

デベロッパーはレビューを書いてくれたユーザーに対してコンタクトも取れますし、ユーザーひとりひとりの意見を大切にして、とにかくアプリの評価を向上させるしかありませんね!

⑤世界を見据えたアプリ

タブレットやスマートフォンは、欧米や日本のみならず、世界中に拡散しています。

事実として、Google Playの加入者の大半はヨーロッパやアメリカ以外に存在しているんだそうです。

Googleは最近の開発者会議でアプリの翻訳サービスも発表しましたし、夢はおっきく目指せ世界です!