Bloomberg社CMOのDeirdre Bigley氏に聞く、グローバルマーケティング組織を率いるためのヒント

秀でたリーダーシップは、市場の差別化を図り、格別のカスタマーエクスペリエンスを提供しようと努力する、すべての企業にとって欠かせないものです。

Bloombergのような巨大な企業では、複雑な組織のあらゆる部分で変化を促進する先見的なリーダーだけが進歩と革新を遂げることができます。Bloombergの最高マーケティング責任者のDeirdre Bigley氏はそうしたリーダーのひとりです。

2009年にIBMから転職してきたBigley氏は、Bloombergの企業グローバルマーケティング部門をいちから構築しました。現在彼女は、金融商品・メディア・垂直業界(バーティカル市場)など、世界におけるBloombergビジネスのマーケティング活動を率いています。

 

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Bloombergの最高マーケティング責任者、Deirdre Bigley

 

Bigley氏は在任当初から、Bloombergブランドのユニークな価値を提供するために、コンテンツ・デザイン・テクノロジーで構成したチームの育成に注力してきました。そして、すべてのマーケティングプログラムで、同社のコアミッション「顧客が情報にもとづいた意思決定を行うことができるように、正確なニュース・経済データ・業界分析を提供すること」の反映を目指しています。

彼女の成功は、世界中の複数の地域に及ぶマーケティング組織だけでなく、彼女が管理および指導した人々に影響を与えた方法にも現れています。

私がBigley氏と初めてお会いしたのは、2016年の夏にBloombergでインターンをしたときでした。私は、部署に関係なく社内の若い女性12人を集めた女性コミュニティグループのメンタリングセッションに招待され、Bigley氏とつながる機会を得ました。業界に参入してすぐに昇進した若き専門的な女性として、自分自身の経験を引き合いに出した彼女のメッセージは、明確で意欲をかき立てられるものでした。

彼女は「自分がどのような人間で、どのような価値を持っているのか、常に注視しましょう」と強く呼びかけ、参加者たちに自身を定義する価値を理解するよう念を押しました。

そして彼女はネットワークを作り、メンターを見つけ、強く自信を持って意見を述べることの重要性を強調しました。「会議室に座っているのに何も意見を言わないのならば、あなたはそこにいないも同然です」。

2年後、Bigley氏とのディスカッションが若い専門家としての自己啓発に重要な瞬間だったと認識するようになりました。私は今日に至るまで、彼女の自信あふれるリーダーシップや、若い専門家へのコミットメント、賢明なアドバイスに感銘を受け続けています。フェミニストメディア企業であるMAKERSのリーダー兼取締役でもあるBigley氏は、職場内外のダイバーシティとインクルージョンの文化を育むことに全力を尽くしているのです。

事実として、BloombergはBloomberg D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)のブログとコンテンツマーケティングプログラムによって、NewsCredの【2018年版】ベストコンテンツマーケティングブランド50選に選ばれました。このプログラムは、インクルージョンを重視した職場づくりという同社のコミットメントを強調し、多様な従業員を誘致・維持するよう努めています。

Bloombergのマーケティング活動を構築する彼女の変革的な仕事や、ダイバーシティとインクルージョンに対するコミットメント、Bloombergブランドのユニークな価値提案を伝達するコンテンツの役割について、Bigley氏と情報交換ができたのは、私にとって非常に光栄なことでした。

 

ーー Bloombergの最高マーケティング責任者として、あなたの主な優先事項と責任は何ですか?

  1. 私にとっての最優先事項は、市場に投入したすべてのプログラムに対して確実な測定を行い、可能な限りマーケティング投資の利益を理解することです。
  2. 会社ではすべてのビジネスが交わる場所を担当しているため、これらの点と点を結び、より全体的なBloombergのストーリーを伝える責任を負っています。
  3. 私たちは毎年、真の意味で革新的かつ想像力豊かなアイデアを考える必要があります。
  4. 最後に、私は、マーケティング部門の文化を強力なものにして、共通の目標を持つチームを構築する責任があります。

 

ーー 2009年にBloombergに入社する前、あなたはシニアレベルのマーケティング担当者としてIBM13年間在籍していましたね。Bloombergはこの転職にどのようなインスピレーションを与えたのでしょうか?

偉大なブランドからの電話は、常に魅力的だと感じるものです。しかも、自分のメンターから電話があり、それがマーケティング組織をいちから構築するという仕事内容だったら、オファーを断ることは不可能です。

 

ーー Bloombergの企業マーケティング事業をいちから構築するにあたって、どのようにすべてのチームを連携させましたか?

ここまで進化するには9年もかかりました。連携させるために行ったのは、主に以下の3点です。

  1. すべてのマーケティングリソースを単一のグローバル組織に統合すること。
  2. 外部機関を使用するのではなく、自社でスタジオを持つこと。これによって、私たちは素早く行動し、新しいものを試し、創造的な人材を雇うことができるようになりました。
  3. すべての行動を測定するシステムを構築するなど、(ある意味取り憑かれたように)評価基準に焦点を当てること。

 

ーー Bloombergのような複雑な会社において、ユニークな価値を伝えるブランドをどのように確立していますか?

たしかに、Bloombergは事業がたくさんあってまとまりがないように見えるかもしれませんが、その中核にあるのはただひとつ、「顧客が情報にもとづいた意思決定を行うことができるように、データ・ニュース・インサイトを提供すること」ということです。すべてのビジネスとマーケティングプログラムは、そのミッションにたどり着くまでのはしごのようなものです。

 

ーー マーケティング担当者は、自社のブランドに命を吹き込むコンテンツエクスペリエンスを創造するために、ストーリーテリングをどのように活用すれば良いですか?

コンテンツを作成してそれを宣伝するのは簡単です。それよりも、人々に時間を投資したいと思わせるストーリーを伝えるほうがずっと難しいのです。開発する各コンテンツは、独自の立場に立つ十分なインサイトを備えていなくてはなりません。全体的に、コンテンツは階層化されたブランドストーリーを提示する必要があります。Bloombergは金融市場に対する深いインサイトや、慈善活動に対する献身、ダイバーシティとインクルージョンに対するコミットメント、稀有で特別な文化を要素として含みます。これらすべての要素を魅力的なインサイトと組み合わせることで、ブランドストーリーを伝えているのです。

 

ーー 長年にわたり、あなたは、広告業界で活躍するAWNY(Australian Women in New York)50人からWorking Mother Magazineのトップワーキングマザー賞に至るまで、職場や家庭での成功を讃える一連の賞を受賞してきました。ワークライフバランスをどのように管理していますか?

今は子どもたちも大学生なのではるかに楽になりましたが、経験者からするとワークライフバランスなどというものは存在しません。罪悪感に慣れることが必要です。仕事を優先しなければならないときも、家庭を優先しなければならないときもあります。そして、いつも誰かが損な役割を担っていると罪悪感を覚えるかもしれません。最善を尽くし、自分が欠点だと思うことも大目に見てください。

 

ーー 職場におけるダイバーシティ&インクルージョンに対するコミットメントについて教えてください。

これは私にとって非常にパーソナルなことです。私はBloombergの女性と積極的に関わっています。私はラテン系コミュニティのエグゼクティブスポンサーであり、MAKERSの取締役です。私は多様なチームのほうが優れていることを知っています。ですので、平等やインクルージョンを尊重し、多様な従業員を採用することに全力を尽くしています。最高の仕事は、全く異なる経歴や視点を持つチームによってもたらされるものです。

 

ーー 2018年も後半に差しかかりましたが、すべてのCMOが認識すべきことは何ですか?

データと分析の重要性や、メッセージングを狙ってROI(投資収益率)を高める必要性について明確な答えを出すのは簡単なことです。しかし私は文化の重要性も信じています。共通のミッションに導かれ、お互いを尊重し、毎日(訂正します…ほぼ毎日)仕事を心から楽しめるチームを作ることができれば、どんなことも達成することができるでしょう。

 

ーー マーケティングの未来を形作っている最も驚くべきトレンドは何ですか?

社内エージェンシーの台頭です。これは私の同僚が言っていた言葉ですが、コンテンツ・デザイン・テクノロジーをひとつのチームにまとめることで、迅速かつ効果的なマーケティング組織へと成長することができます。それは社内でしか実現できませんし、人材を確保することも可能です。

 

2018年版】ベストコンテンツマーケティングブランド50選について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

 

Gaby TamaはNewsCredのソーシャルメディアおよびコンテンツマーケティング担当アソシエイトです。

なぜGartnerはNewsCredのコンテンツマーケティング・プラットフォームに最高評価を与えたのか?

先週、本サイトの別記事にて、Gartnerがコンテンツマーケティング・プラットフォームにおける第一回目のマジック・クワドラントを発表したことについてお伝えしました。私たちNewsCredは、その初代リーダーとして名誉を得たほか、実行能力とビジョンにおいて最高評価を獲得することができました。ここ数年にわたり複数のマジック・クワドラントについて考察してきましたが、特定の企業がこれほど素晴らしい結果を残した瞬間を見たことは一度もありません。お客様には大変感謝し、私たちのチームを非常に誇りに思っています。このような大きな成果は私たちが10年以上努力してきた結果であり、これまでの軌跡を皆様に伝えたいと思います。

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NewsCredを立ち上げて10年余りが経ちました。会社を創り上げていくスタートアップ期は、沢山のメンバーがそれぞれの青春時代の大半をNewsCredに捧げたといってもいいでしょう。私たちが経験したユニークな挑戦(かつ大きなビジネスチャンス)のひとつに、新しい事業カテゴリを創出し、単なる企業にしたくないという思いがありました。予算確保が困難だったことはもとより、コンテンツマーケティングを専門とするアナリストもいませんでした。ではどうやって今に辿り着くことができたのでしょうか。私たちが費やしたこの10年間は、そのほとんどをブランドや代理店、アナリストへの情報提供、あるいは教育に充てたのです。

時間を費やしながら、この事業カテゴリを開拓し、大きく成長させてきました。このカテゴリを創出したことによる恩恵のひとつとして、カテゴリーに関する研究を始めたアナリストが現れたという点があります。数カ月前、Forresterは、B2Bマーケター向けのコンテンツマーケティング・プラットフォームの部門において、NewsCredに最高スコアの評価を与えています。そして今回、GartnerもNewsCredに対して同様の評価を与えてくれました。辛抱強く努力した甲斐がありました。偶然にも今日ツイッターで下記の投稿を見つけましたが、私たちが歩んできた軌跡を簡潔かつ的確に物語っています:

 

 

優れた製品の多くはチームが一丸となり、長い期間を費やして成功させるものです。(過去から現在に至り)NewsCredのチームを率いるということは、私の人生においても大変名誉なことです。

チームだけではなく、お客様や投資家の皆様にも感謝いたします。設立当初から長きにわたりお付き合いをいただいている投資家の皆様からは多大なるチャンスを与えられてきました。潜在需要が極めて高い大規模な業界に多額の出資を行う投資家がほとんどですが、このカテゴリーの場合、市場というものは存在しません。それでも投資家の皆様は私たちを信じて下さいました。そんな彼らに感謝してもしきれない気持ちでいっぱいです。Floodgate社のマイク氏とアン氏、FirstMark社のアミッシュ氏、Mayfield社のラジーブ氏、ダグ氏、リロン氏、アラン氏、ブラッド氏、クリス氏、そのほか私たちのビジョンに将来性と可能性を信じて下さった皆様には大変感謝いたします。

ここからはお客様についてお話をしたいと思います。それは私たちがお客様のことを毎日思いながら過ごしているからです。お客様がいなければ、企業も市場も存在しません。投資家の皆様にも同じようなことが言えます。設立当初から長年にわたりお世話になっているお客様からは、多大なチャンスをいただいており、そんなお客様の多くが今日まで我々のそばにいてくれました。NewsCredに対する投資について誇張して書くことはできないですが、私たちは常にお客様の声に耳を傾け、お客様の大きな悩みを解決すべく製品サービスの開発に力を尽くしてきました。NewsCredのコンテンツマーケティング・プラットフォームの第一弾を手がけられたのも皆様のおかげです。(信じられないような話ですが、お客様からフィードバックを初めてもらい、そのフィードバックを活用するまで、このコンテンツマーケティング・プラットフォームは実現しませんでした。) 私たちが車を運転し、その隣でお客様がたびたび地図を開き道順を教えて下さる ―― そのような関係性だったかもしれません。

では現在どのような状況になったのでしょうか? Gartnerのマジック・クワドラントは、この事業カテゴリが大きく成長した証とも言えます。ですが、現在もコンテンツマーケティングは成長過程の序盤に過ぎず、皆様と一緒に問題を解決していく段階にあります。コンテンツマーケティングの周辺にはワクワクする要素が数多く存在しますが、投資利益率を上げ、ビジネスとして結果を出し、CEOあるいはCFOへの理解促進と予算獲得にフォーカスしなくてはなりません。(私たちはここに重点を置いて投資を行ってきました。)自社の製品、企業、そしてスタッフにおいて、欠点のないリーダーとして認められるよう、積極的な投資を続けていきたいと思います。そのうえで、お客様の将来性、対競合企業、アナリスト、代理店そして市場の力になることを約束いたします。これは私たちが責任を持って真剣に取り組むべきことなのです。

もしあなたがマーケターで、このGartnerのニュースを読んだのであれば、NewsCredに対する投資だけではなく、コンテンツマーケティング全般への投資の必要有無について、自信を持って判断してほしいと思います。私たちのビジョンは、マーケターの皆様が本質的なビジネスの成功につながる最高のコンテンツを制作できるようサポートすることです。成功すれば、インターネットをもっと有効活用できます。これは大きな冒険であり、長い挑戦になりますが、これからさらに10年を費やして研究し続けることを考えると、今までにないくらいワクワクしています。

最後に、私たちの競合企業にもお礼を言いたいと思います。このリポートに関係し、カテゴリの構築に協力して下さった皆様に対して感謝の気持ちを表します。

コンテンツマーケティング・プラットフォームのマジック・クワドラントに関するリポート(全文)はこちらからダウンロードが可能です。

Shafqat IslamはNewsCredのCEO・共同創立者です。

この画像はGartnerが調査資料の一部として公開したものであり、資料全体と関連付けて評価する必要があります。ガートナー社の資料はNewsCredのウェブサイトから請求が可能です。

Gartnerのリポートは、記載されるベンダー、製品またはサービスを保証するものではなく、テクノロジーユーザーに対して、最高評価またはその他の指名行為により特定のベンダーのみを選択するよう勧めるものではありません。リポートにはGartnerの研究組織による意見を記載しており、その意見を事実として解釈しないものとします。ガートナー社は商品性や特定の目的に対する適合性の保証など、本研究に係わる明示または黙示の保証を一切行わないものとします。

【2018年版】フィットネス業界のコンテンツマーケティング:トップトレンド

プロのアスリートやアスリート志望者にとって、ワークアウトは身体的というよりも精神的な要素が大きいものです。

定期的なワークアウトを自分のルーティンに組み込むことから、自分で設定した目標を達成できると信じるまで、内面にある思考や感情が体調のあらゆる側面に影響します。

健康・ウェルネス業界にとってコンテンツマーケティングが非常に重要なのはそのためです。適切なストーリーテリングは、インスピレーションとモチベーションを向上させ、人々に最高のパフォーマンスを発揮するよう促し、志が同じ熱心な人たちとの密接なコミュニティを構築するポテンシャルを秘めています。

オーディエンスの気分を高揚させ、あらゆるワークアウトに熱心に取り組んでもらうために、今日、主要なフィットネスブランドの一部がどのようにコンテンツマーケティングを利用しているかについて紹介していきましょう。

顧客開拓ブログへ投資する

最近では、さまざまなブランドが雑誌のように高品質の記事を掲載するのも珍しいことではなくなりましたが、これはフィットネスカテゴリーに関しても同じです。たとえば、Condé Nastの元編集者チームが運営しているEquinoxの出版部門のFurthermoreは、このことを理解し、傑出したストーリーと素晴らしいビジュアルを投稿してフォローを促しています。

しかし、フィットネス企業は、消費者の売上げ以外の事業目標を達成するためにコンテンツマーケティングを使用する価値があることを認識し始めています。私たちの好きなブランドも同じです。

 

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象徴的なアスリートブランドのAdidasを例にとってみましょう。

Adidasのデジタルマガジンは、多くのアスリートが直面する「自分のアスリートとしてのマインドセットを、いかにして職場で最大限に活用できるか」という課題に取り組むことで、フィットネス推進型のライフスタイルを提案しています。

「アスリートの精神で仕事に取り組む」をモットーとしているAdidasのブログ、GamePlan Aは、ワークライフバランスや優れたビジネスプラクティス、職場での知恵に焦点を当て、現在から将来の全従業員(あるいはその他のアスリートのマインドを持った従業員)にコンテンツを提供するよう努めています。目標は強力な企業文化を構築し、従業員を引き付けて留めることです。

 

 

記事やビデオは数千人の熱心な読者や視聴者を集めており、「ヨガ - 職場であなたのフローを見つける秘訣」、「Women Talk - 前向きな女性リーダーシップにグローバルな意見をもたらそう」などのテーマは読者の興味を掻き立て、「私たちの習慣に隠された秘密 - 成功したアスリートから学べる3つのこと」は1月初旬以降15,000回もの視聴回数を達成しました。

また、数十ものフィットネススタジオを会員に提供しているClassPassも、その一例として挙げられます。ClassPassは、標準的なワークアウトとウェルネスに関するヒントを掲載する消費者向けブログ、The Warm Upを運営しています。しかし、もっと素晴らしいのは、ジムやワークアウトスタジオを対象としたB2B向けのAfter Classです。

 

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審美的に言えばそれは最先端であり、概念的にも新進気鋭なものです。「パートナーエンパワーメント」ブログとしてブランディングされたこのプラットフォームは、マーケティング事業展開運用クラスエクスペリエンスリソースという、ジムやフィットネススタジオのオーナーが知っておくべきトピックごとにカテゴリが分かれています。それはまた、「フィットネススタジオが互いに結び付き、学ぶためのコミュニティ」でもあるとAboutページに記載されています。そして、「収益を生み出す豊富な知識や、最新トレンドと一流スタジオ・インストラクターのハイライト記事が掲載されているAfter Class」は、ブランドにとって最も重要な情報がキュレーションされた、「タイムリーな業界ニュースの頼りになるリソース」でもあるのです。

結局のところ、フィットネス事業に参加する企業がいなければ、ClassPassの会員たちはどこにも行けません。

自分自身に問いかけてみましょう:コンテンツマーケティングを使用したときに、自社の主要ターゲット市場を超えてエンゲージしてくれるオーディエンスは誰でしょうか?

インスパイアされた本物のソーシャルメディアコミュニティを育成する

ソーシャルメディアはすべてを支配し、仮想現実をもたらしています。こうした特徴を備えたプラットフォームは、フィットネスに特化したストーリーテリングに最適です。InstagramやFacebookの投稿をスクロールしただけでは汗をかくことはありませんが、適切なコンテンツと力強く応援してくれるコミュニティがあれば、「汗をかきたい」と思わせることができるかもしれません。

ソーシャルメディアが発明されるずっと前から、Barry’s Bootcampにとってコミュニティは不可欠なものでした。「1998年に遡ると、すべてのインストラクターは、生徒の名前から犬や娘さんの情報まで、生徒全員のことを知っていました。それは挨拶のように自然なことだったのです」とCEOのJoey Gonzalez氏は言います。「実際に、私たちは長年にわたってその習慣を維持しようとしてきました」。

しかし今日では、継続的な成長をするために、少なくとも部分的にソーシャルメディアに依存しています。そして、「Barry’s Bootcampにとってのコミュニティは、新しい顧客を誘致する大きな推進要因です」とGonzalez氏は昨年Forbesに語っています。Instagramでは、気持ちを後押ししてくれて遊び心のある口調がユーザーを歓迎し、安心感を与えます。その一方で、心を揺さぶる現実的な投稿がトレーニングを行うように動機づけてくれています。

 

Barry’s Story… . . . . . Barry’s (still funny to call it that) is a huge component of my sobriety. I trace my sobriety back to this place. It’s the people I met here who got me sober. My experience here– I wouldn’t trade it for anything. I used to be unable to look at myself in the mirror. Now when I Face myself, it’s easy to say I like what I see–through my years at Barry’s, I like who I’ve become. – Barry Jay #BarrysStories

A post shared by Barry’s Bootcamp Canada (@barryscanada) on Mar 22, 2018 at 5:49pm PDT

Barryのストーリー……Barry’s(自分でこう呼ぶのは未だに笑ってしまうけれど)は、自分のこれまでの行動を示してくれる大きな要素です。この場所に戻ってくると、自分が真面目にやってきたかどうかがわかります。私を真面目にしてくれたのは、ここで出会った人々でした。ここでの経験は、何事にも代えがたいものです。昔の私は、鏡で自分自身の姿を見ることができなくなっていました。今、自分自身を見つめると、鏡に映る自分が好きだとはっきり言えます。Barry’sでの日々を通じて、私は自分のことが好きになりました。- Barry Jay #BarrysStories

 

#BarrysStoriesは、フィットネスの成功と挑戦に関する個人的な意見をシェアする機会を設けています。Barry自身の意見(上記参照)より真正なメッセージは、ほとんどありません。誰でもハッシュタグを使って自分の話を伝えることができるのです。また最近のビデオシリーズでは、強烈かつ特別に調整されたワークアウトによって減量に成功し、感謝している人々を強調しています。透明性のあるこれらのストーリーは、人々を結び付け、最終的に人々が気合いを入れて行動したくなるようもたらします。同社の「顧客がブランドの伝道者となり、自らの体験を自分のネットワークと共有したくなる」のはそのためだとGonzalez氏は語ります。

 

At Barry’s, there are opportunities to break through walls. And, we can take those lessons and bring them into every part of our life. . . . . . After struggling with obesity his entire life, Tony lost 100 lbs at Barry’s. But his story isn’t about pounds lost. It’s about finding a whole new set of metrics for self-worth. #BarrysStories

A post shared by Barry’s Bootcamp (@barrysbootcamp) on Apr 2, 2018 at 12:00pm PDT

Barry’sには、壁を打ち破るチャンスがあります。そして、私たちは見事壁を乗り越えた人たちから教えを受け、自分の人生のあらゆる局面でその教えを活かすことができます……。Tonyは、ずっと肥満に苦しんでいましたが、Barry’sで100ポンド(約45キロ)も痩せました。しかし、彼のストーリーは単に何ポンド痩せたということだけではありません。重要なのは、自尊心を取り戻すために全く新しい指標を見つけたということです。#BarrysStories

 

305 FitnessはInstagramで同じような成功を収めましたが、インフルエンサーの助けも借りています。心臓が高鳴るようなワークアウトと音楽が鳴り響く「rave-meets-workout」のダンスクラスのコメント欄は、ソーシャルメディアで反響を集めています。

「このクラスは非常に楽しく、アップビートなので、インフルエンサーはそのエネルギーを取り込みたいと思っています。Instagramのストーリーは、彼らにその機会を与えてくれます」と、インフルエンサーマーケティングエージェンシーのObviously創設者兼CEOのMae Karwowski氏は述べています。

「さらに」とKarwowski氏は付け足しました。「305 Fitnessは、プラットフォームを使用してインフルエンサーの体験をゲーム化することに非常に長けており、より多く投稿してくれた人にはクラスや特権を提供しています。これによって、クリエイターとブランドの間に肯定的なフィードバックループを作り出し、ユーザーを留めているのです。また、ストーリーをシェアしてくれるインフルエンサーに報酬を与えるというクリエイティブな方法が発展してきたため、本当に素晴らしいコンテンツをたくさん用意しています。多くの人々がこれらの投稿を見て、楽しそうだと感じて、同じように参加したいと思っています。そして、人々はこの体験が本物だと感じています。実際そうですからね」。

自分自身に問いかけてみましょう:他の人たちにシェアしたり、行動したくなるストーリーをソーシャルメディア上で語ってもらうためには、どうすれば良いのでしょうか?

接続機器を通じてコンテンツを配信する

2018年の今、コンテンツを消費するのは自分の携帯電話、タブレット、ノートパソコンだけではありません。そうです、現代の技術とは、コンテンツを他の多くの場所でも消費できることを意味します。

PelotonMirrorなどの企業は、革新的なデバイスを通じて、顧客の家庭に自社開発した新しいトレーニング体験をもたらしています。それは、全米各地のクローゼットでほこりをかぶっているZumbaやヨガのDVDとは異なり、実際に人々が必要とする家庭内エクササイズルーティンの始まりでもあるのです。

 

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中毒性の高い健康習慣としてもてはやされているPelotonは、インタラクティブなスクリーンを完備した屋内向けエクササイズバイクとルームランナーを提供しています。このディスプレイは、ある意味、Pelotonのニューヨーク本社で行われているライブやオンデマンドクラスをリアルタイムで放送し、世界を知る窓口として機能しています。ユーザーはクラスに参加するためにニューヨークに行く必要はありません。

 

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1日12時間のライブビデオが全国の家庭で放送され、快適なリビングルームでトレーニングすることを好む人に、常に新しく楽しいトレーニングを提供しています。そして、加入者に向けてパーソナライズされたメッセージを叫ぶインストラクターのクローズアップショットや、自分と同じ仮想クラスに参加している他のライダーと比較した測定結果を示すライブデータによって、まさにスタジオの真ん中にいるような没入感をもたらしています。

 

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今後発売予定のフィットネススタートアップであるMirrorは、その仮想体験をさらに進歩させました。それは、インタラクティブデジタルミラーが「LCDディスプレイ、サラウンドサウンドスピーカー、カメラ、マイク」の力を借りて、文字通りユーザーを認識し、彼らのニーズや能力を学習して調整したトレーニングを提供するというもの。トレーニングが不十分であれば、ひとり、または仲間と一緒に行うことができて、他のハイテク機器を必要としないオンデマンドのワークアウトをストリーミングしてくれます。たとえば、ヨガ、有酸素運動、ボクシング、筋力トレーニングなどです。

自分自身に問いかけてみましょう:このような革新的なテクノロジーは、あなたのビジネスでどのような役割を果たしますか? オーディエンスはどのようなデバイスを使用していて、あなたはどのようなコンテンツを配信することができますか?

音声起動型コンテンツを作り出す

あまりハイテクではありませんが、印象深い音声起動型コンテンツは今年のウェルネススペースで見られるトレンドです。FitbitHeadspaceのようなブランドは、Alexa Skillsを彼らの製品やサービスに取り入れています。Amazonの有名な仮想アシスタントと連携して、無数の既存アプリケーションや今後発表予定のアプリケーションを無料で使用できる拡張機能をAlexa Skillsで提供しています。

 

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シンプルに「アレクサ、Headspaceを開いて」と言うだけで、ユーザーが瞑想したり、ベッドでゆっくりさせたりできるように、一連のコマンドの中から選択してくれます。同様に、AlexaのFitBitスキルを使えば、加入者は毎日の統計、睡眠パターン、その他のフィットネス目標をチェックすることができます。

どちらのブランドもユーザーの期待に応えるまでの道のりはまだまだ長いですが、重要なのは音声認識スペース上で実験を行い、ユーザーの信頼を獲得していることです。「歳月人を待たず」と言いますが、技術も人を待ってはくれません。あなたの会社は、難局をうまく対処し、取引に利用可能なすべてのツールを活用できますか? 頭ひとつ抜け出し、成功を収めるためにすべきことはもうおわかりでしょう。脂肪の燃焼を感じるのが待ちきれない技術者はどうしたらいいかって?「アレクサ、7分のワークアウトを開始して」と言ってみて、何が起こるか見てみましょう。

自分自身に問いかけてみましょう:どの自社製品やコンテンツがAlexaやそれ以外の音声認識機能に向いているでしょうか?

 

Anastasia DyakovskayaはNewsCredの寄稿者です。

GartnerがNewsCredのコンテンツマーケティング・プラットフォームを最高評価

最近 Gartnerでは、コンテンツマーケティング・プラットフォーム(CMP)に関するマジック・クワドラントを初めて発表しました。NewsCredのCMPは、その実行能力とビジョンの完全性において最高評価を得ることができ、私たちは大変喜んでいます。

 

Gartnerはコンテンツマーケティング・プラットフォームというカテゴリーでマジック・クワドラントを発表しましたが、このGartnerの評価は、ロベース予算に対し、ビジネスで結果を出せないコンテンツマーケティングプログラムであるなら、言うまでもなく投資はあり得ないという一般的な意見を再認識することにつながりました。

コンテンツマーケティングのパフォーマンス時代において、チームはページの閲覧数を増やすことだけにとらわれず、ウェブサイトのトラフィックが利益に変わることを念頭においたコンテンツ制作に力を入れる必要があります。さらにチームにとって、コンテンツが企業の業績にもたらす影響を測定できることが重要であり、結果的にCMPは、企業がコンテンツマーケティングによる業務効率を改善させ、オーディエンスジャーニーによるコンテンツの追跡、最適化を行うことで、マーケティングによる利益の増加に取り組むうえでの重要なツールとなりつつあります。

リポートによると、「Gartnerは、コンテンツマーケティング・プラットフォーム(CMP)をコンテンツマーケティングの実施を支援するソフトウェアソリューションと定義している。CMPのベンダーの多くは、このソフトウェアソリューションをオプションサービスにより補っているが、CMPは、(1)アイディアやコンセプトを考案する作業、編集企画、共同作業、ワークフローの支援、(2)あらゆる種類のコンテンツを制作、キュレーション、および配信、(3)コンテンツのパフォーマンスを測定、最適化するための分析やインサイトなどが最低限の基本機能として備わっている」と報告されています。

NewsCredのCMPは想定以上の基本機能を持ちながら、コンテンツマーケティングチームのみならずマーケティング部門全体として一丸となり、このCMPのカテゴリーを代表して、売上成長率を押し上げるようなコンテンツを効率的に作成、最適化することが可能です。NewsCredのCMPは、企業のマーケティング活動に際し、以下の方法でパフォーマンスに貢献します:

この点において他のベンダーとは異なり、NewsCredは自社の高度なプラットフォームと合わせて、最大規模のマーケットプレイスを誇るライセンスドコンテンツオリジナルコンテンツの制作体制、そして最高レベルの専門知識を融合させながら、業務効率とマーケティング利益を生み出すコンテンツマーケティングソリューションの理想形を提供します。

GartnerがNewsCredを今年度のマジック・クワドラントのリーダーとして評価したことについて私たちは光栄に思い、同時にコンテンツマーケティングのパフォーマンス需要が成長し続けていると考えています。そのため、私たちはNewsCred CMPのパーソナライゼーション(個別化)、知能、および自動化をより高度にするため、顧客業務をどのような方法で容易にし、それぞれが蓄積する資産の付加価値を読者やビジネスに対してどのような方法で実現させるかについて考えながら、その将来性に注目していきたいと思います。

コンテンツマーケティング・プラットフォームのマジック・クワドラントに関するリポート(全文)はこちらからダウンロードが可能です。

NewsCredコンテンツマーケティング・プラットフォームに関する詳細情報、お問い合わせについてはこちらをクリック。

Doug JarvisNewsCredプロダクトマーケティング部部長です。

この画像はGartnerが調査資料の一部として公開したものであり、資料全体と関連付けて評価する必要があります。ガートナー社の資料はNewsCredのウェブサイトから請求が可能です。

Gartnerのリポートは、記載されるベンダー、製品またはサービスを保証するものではなく、テクノロジーユーザーに対して、最高評価またはその他の指名行為により特定のベンダーのみを選択するよう勧めるものではありません。リポートにはガートナー社の研究組織による意見を記載しており、その意見を事実として解釈しないものとします。ガートナー社は商品性や特定の目的に対する適合性の保証など、本研究に係わる明示または黙示の保証を一切行わないものとします。

コンテンツマーケティングベンチマーク: ライブオンラインセミナーでの驚くべき結果

8月10日、NewsCredは、インタラクティブなライブオンラインセミナーを開催しました。コンテンツマーケター向けのこのセミナーは、自社の施策のベンチマークを行い、さらに他の参加者との比較結果を評価できる機会を提供することを目的としたものです。

NewsCredの『Content Marketing Maturity Index』(コンテンツマーケティング成熟度の現状分析)に基づく結果は、想定内のものから、驚くべきものまでさまざまでした。詳細は下記のとおりですが、まずは、業界の現状と、コンテンツマーケティングの現状分析を用意するに至った背景を確認してみましょう。

2017年のコンテンツマーケティング

昨年の「Content Marketing World」で、Content Marketing Instituteの創設者であるJoe Pulizzi氏は、2017年のコンテンツマーケティングは次の2つの理由で上り調子にあると述べています。

  1. 企業は、品質と効率に重点を置いたコンテンツの制作で、より良い成果を上げることが見込まれる。
  2. 企業はコンテンツ戦略の策定と調整に再び注力するようになると見込まれる。

事実、Content Marketing Instituteによると、今年、マーケターの70%が昨年よりも多くのコンテンツを制作する予定であるということです。問題は、私たちが、全ての人のために競い合っているという点です。コンテンツを増やすことが必ずしもコンバージョンや見込み客の獲得を意味していないのです。

今年、多くのマーケターがこれまで以上にコンテンツを制作する予定だとはいえ、コンテンツの効果、ROIを測定することができるのは、わずか26%にとどまります(MarketingProfs調べ)。パフォーマンスの世紀への過渡期にあって、実際のビジネスの結果につながることが、新たに要請されているのです。マーケターの85%が、成功とはトラフィックの増加であると定義していますが、それは経営幹部が首肯くことのできる本当の測定指標といえるのでしょうか。

意思決定者のうち、コンテンツマーケティングの実践手法を自チームが明確にしていると感じているのはわずか6%にすぎません。コンテンツマーケティングを取り巻く環境が変化するのにあわせて、新たな方法で成功について考え、ビジネス上の価値を示す必要があるのです。すなわち、トラフィックの向こう側にある、エンゲージメント、見込み顧客、そして収益の向上を目指すということです。適切なツールやプロセス、クリエイティブな才能があれば、より広い視野で考えることができます。

NewsCredの方法論

NewsCredは、何か月にもわたって何十件ものお客様のコンテンツマーケティング施策を評価してきました。どのような業界であっても、成功を保証するためには、特定の基本要素がすべての施策において必要であるという結論に至りました。

「NewsCredメソッド」(NewsCredの方法論)は、そうした発見をまとめたものです。「ストラテジー」、「トラフィック」、「エンゲージメント」、「アクション」、「収益化」の5つの柱で構成されています。各柱の下には、いくつかの基本要素があります。このメソッドは繰り返し利用でき、コンテンツマーケターがこの手法に沿うことで、自社の施策の改善を繰り返し、実際の実行可能な結果を生みだすことができるようになります。

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コンテンツマーケティングの成熟度曲線

顧客の施策を調査し、メソッドを作成するなかで、施策の開始から成熟に至るまで、コンテンツマーケティングのジャーニーがどのように変化するかを掴むことができました。ジャーニーには何年もかかる可能性がありますが、ほとんどのコンテンツマーケターが特定の時点で行き詰まっていることがわかりました。

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コンテンツマーケティング成熟度の現状分析

行き詰まりを解消するために、当社は「コンテンツマーケティング成熟度の現状分析」を作成しました。これは、NewsCredの方法論に基づいており、コンテンツマーケティング施策で成功を収めるための、主要な段階を示すものです。この指標を利用することで、企業は自社のコンテンツマーケティングの強み、改善の余地がどこにあるか、そして実際の改善方法を見つけることができます。

当社のライブオンラインセミナーでは、参加者には、リアルタイムで調査に参加してもらいました。その結果、以下のようなことがわかりました。

ベンチマーク: どのような業界が代表的か

コンテンツマーケティングの成熟度の分析を通しての知見の1つは、ある業界が他の業界よりも一般的に成熟度が高く、また、業界ごとに固有の課題と機会が存在するということです。

当社のライブオンラインセミナーに登録された企業の業界構成比は次のとおりです。

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将来、当社は業界別ベンチマークを発表する予定です。

ライブでのコンテンツマーケティングベンチマークの驚くべき結果

ストラテジー

調査のストラテジーセクションからは、さらに驚くべき結果が得られました。当社が回答者に行った質問は、「貴組織にはコンテンツマーケティングの成功に対して責任を持つエグゼクティブスポンサーかシニアリーダーはいますか」というものでした。驚くべきことに、半数以上(52%)が「いいえ」と答えました。また、興味深い結果として、コンテンツを投稿するための主要チャネルとして利用できるWebサイトやブログといったコンテンツハブを、調査対象者の16%が保有していませんでした

コンテンツマーケティングは、組織の上層部による支援と、その成功に対して責任を持つエグゼクティブが1人得られれば、成功する可能性が格段に上がる活動です。また、コンテンツハブを持つ企業が最も成功を収めているということもわかっています。貴社がコンテンツハブを持つ84%に含まれるなら、コンテンツハブが最適化されていることを確認してください

トラフィック

トラフィックについては、調査対象者の33%ターゲットオーディエンスを設定して、そのオーディエンスにむけてコンテンツを制作・配信するための戦略を整理することまだ行っていません。そこで、コンテンツを制作する前に、想定するオーディエンス、伝えたいメッセージ、そして、希望する配信チャネルを明らかにすることをお勧めします。

多くの回答者41%)が、自社のWebサイトがコンテンツマーケティング活動に見合うほどの十分な量のトラフィックを得ていないと感じています。コンテンツマーケティングのスタート地点は、質・量のバランスの取れた健全なトラフィック基盤があることです。1日の終わりに、コンテンツが想定した配信チャネルを通じて人々に閲覧されたことを確認する必要があります。

エンゲージメント

エンゲージメントの分析において、回答者のうち、オーディエンスをセグメントすることに基づいたコンテンツの柱を定義できていないと答えたのが33%、また、コンテンツの計画、スケジュール作成、管理に役立つプロセスやテクノロジがないと答えたのが22%でした。

NewCredは、コンテンツ中心の分析を通じて、どのコンテンツが目的の成果を上げているかの情報を収集することが、コンテンツマーケターが戦略を向上させるうえで役立つことに気付きました。

アクションと収益化

今回の聞き取り調査の結果によると、アクションと収益化は、調査対象のコンテンツマーケターが、コンテンツマーケティングで成功を収めるうえで行き詰まる可能性の高い領域であるようです。

回答者の74%Webサイトで発生するさまざまな行動に関するコンバージョンと、ビジネスにおいてそれらが意味することを認識しておらず、同様に、76%が自社のWebサイトがサイト全体で適切なコールトゥアクションを促すようには最適化されていないと答えています。また、それらの企業は連携にも苦戦しています。収益化至るまでの一連の行動を追跡して報告するということに関して、組織内のさまざまなチームとコンテンツマーケティングチームが連携できていると考えているのは、わずか37%にとどまります

コンテンツは、読者が自社のビジネスにとって重要な価値の高い行動を取ることをうながすべく、よく検討された戦略に基づく、明快なコールトゥアクションに囲まれているべきです。サイトでは、どのコンテンツがアクションやマイクロコンバージョンを促すかを追跡し、測定することができるプラットフォーム(サイト上でのニュースレターのサインアップなど)を採用してください。ほとんどのケースで、コンテンツマーケティングの成功の指標は、社内の他のチームが持つテクノロジ内に存在します。バイヤーの活動(CRMやデマンドジェネレーションなど)の情報を循環させるための測定基準を持つ個人と連携する必要があります。

最終結果

ぜひ、ご自身の目で確認してください。25分間の録画をご覧いただき、@NewsCred を#benchmarkliveでフォローしてください。

また、当社の最新の調査結果についてぜひご意見をお寄せください。

オンラインセミナーを見逃された方で、自社のコンテンツマーケティング施策の評価をご希望の方は、こちらから調査を受けていただけます

訳注: 日本企業で、自社のコンテンツマーケティング施策の評価をご希望の方は、こちらからお問い合わせください。

Kathy Mammonは、NewsCredのデマンドジェネレーション担当シニアディレクターです。.

The post Content Marketing Benchmarks: The Surprising Results of Our Live Webinar appeared first on Insights.

 

This article was written by Kathy Mammon from NewsCred Blog and was legally licensed through the NewsCred publisher network. Please direct all licensing questions to legal@newscred.com.

【2018年版】注目の最新コンテンツマーケティングブランド

コンテンツマーケティングの分野はまだ若く、だからこそエキサイティングな分野でもあります。

ベストコンテンツマーケティングブランド50選の選出を通して、まだコンテンツマーケティングの早い段階にいるものの、今後、優れた事例となる可能性を持ったブランドをいくつか見出しました。

ここでは、そのような今年2018年に注目すべきブランドを、その理由とともに紹介しましょう。

Toyota

最近Toyotaのコマーシャルを見て、心を揺さぶられたことはありませんか?

Good Odds”は、スーパーボウルで初公開され、冬季オリンピックの間、公開されていました。この広告では、スキーヤーのローレン・ウールステンクロフト(Lauren Woolstencroft)の素晴らしい話が語られています。彼女は、膝から先を持たずに生まれながら、パラリンピックの金メダリストに8回輝いています。“Thin Ice”では、アイススケーターのアシュリー・ワグナー(Ashley Wagner)が、「ときに、激しく地に落ちれば落ちるだけ、ますます強く立ち上がれる」という感動的なメッセージを語っています

これらは、最近の新しいキャンペーン“Start Your Impossible”の一部で、Toyotaが自動車メーカーからモビリティカンパニーへとリブランディングしていることを称揚しています。新しいマイクロサイトmobilityforall.comは、身体的な困難を克服する手助けとなるToyotaの技術を紹介しています。サイトの他のセクションでは、オリンピックやパラリンピックの選手 (Toyotaはオフィシャルパートナーを務めています)や、多くのアスリートの“不可能とも思えるストーリー”を紹介しています。

このテーマは、本当に価値のあるもので、人の心をとらえます。だからToyotaがストーリーテリングにさらなる投資をすることを願っています。現時点では、Toyotaの展開は限定的で、社会的にそれらを最大化していません。しかし、大きな障害に直面している世界的なアスリートの建設的かつ包括的なストーリーは、人々が読みたいと考えているコンテンツです。Toyotaが、今年コンテンツマーケティングにさらにしっかりと取り組んでいくことを願っています。

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RetailMeNot

RetailMeNotは、ショッピング業界にその名を轟かせています。4,500万人以上がアプリをダウンロードし、約1,000万人がニュースレターを購読し、購買や節約に関する最新情報を提供しています。

昨年RetailMeNotは、ショッピングと節約の権威になるという目標をもって、コンテンツ戦略を見直しました。RetailMeNotのブログThe RealDeal,は、タイミングやシーズナリティを考えたコンテンツ(たとえば、20の彼へのバレンタインギフトアイデア、50ドル以下編 〜20 Valentine’s Day Gift Ideas for Him Under $50)や普遍的なコンテンツ(12の素敵な返品ポリシー 〜12 Stores With the Best Return Policies)、インタラクティブなクイズ(クイズ: あなたの気持ちはどのキャンディーハーツ? 〜Quiz: Which Candy Heart Saying Are You?)、Blue Apronのようなパートナーからのスポンサード記事など、様々なコンテンツを頻繁に公開しています。RetailMeNotは、250万人以上のフォロワーを持つFacebook や、フォロワーが208,000人以上のTwitterで、ブログコンテンツを積極的に宣伝しています。

RetailMeNotは、すでに大きなリターンを得ています。ブログのトラフィックは前年比112%増、オーガニックトラフィ​​ックは67%増えました。ブログコンテンツはRetailMeNotの中で最高のパフォーマンスを見せ、SNS広告で最も高いコスト効率、すなわち、最低のクリック単価を示しました。ブログによる売上高は前年比で800%増加しました。さらにコンテンツマーケティングは、共通のビジョンを持って集まったチーム間の機能連携を改善させました。

「私たちのゴールは、ショッピングや節約に関するアドバイスを求める消費者にとって価値のある、魅力的なブランドになることであり、デジタルコンテンツがその構築に不可欠な役割を果たしていることはわかっています」とRetailMeNotのCMO、マリッサ・タールトン(Marissa Tarleton)は言います。「これらの例として、動画、インフルエンサー、ブログへの投資を強化し、消費者から大変大きな反響をもらっています。私たちが消費者のショッピングジャーニーの中でますます重要な存在になっていくためにも、コンテンツは継続的な投資対象になるでしょう」

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トムソン・ロイターの法務部門

最近では、マーケティング以外の部門でも、主要なビジネス目標を達成するためにコンテンツマーケティングを活用しています。Bloomberg Diversity & Inclusionは、NewsCredが選ぶトップ50コンテンツマーケティングブランドのひとつで、多様な従業員の雇用を確保し、包括的な企業文化を構築するためにコンテンツマーケティングを活用しています。

そのような活用例が大好きです。だからこそ、私たちはトムソン・ロイターに話を聞きました。

トムソン・ロイターの法務部門は、コンテンツマーケティング施策を始めるという事例を作りました。懐疑的や否定的な意見があったにもかかわらず、コンテンツハブLegal Solutionsは2017年に稼働を開始しました。ホワイトペーパーから動画、人物プロフィールまで、コンテンツの幅は広く、均整にレイアウトされています。トムソン・ロイターの法務チームは、結果にも注目しています。ソーシャルメディア、ホワイトペーパーのダウンロード、ビデオ視聴などをベンチマークとして、期待以上の成績を収めています。

トムソン・ロイターが、今年さらに飛躍し、成功することを期待しています。

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LVMHの24 Sèvres

2017年6月、ラグジュアリーファションのコングロマリット、LVMH は、クリスチャン・ディオール、フェンディ、ジバンシーなどの自グループのブランドを、ミレニアル世代とZ世代に紹介するためのデジタル・ショッピングサイト、24 Sèvresを立ち上げました。

これは、Eコマースやデジタルファーストで考えるという点で、他業界に遅れをとっているラグジュアリー業界の大きな一歩です。

24 Sèvresは、鮮やかなイメージと遊び心のあるモーショングラフィックを備えた、独特な美的感覚を持っています。それは、32,900人のフォロワーを持つInstagram, やiOS appなど、多くのデジタルチャネルで強力な存在感を育んでいます。

結果がどうなるかを見続ける必要はあるものの、強力なスタートを切ったことには期待を持てます。次のステップとして、ブランドストーリーをより良く伝え、魅力的なオムニチャネル体験を通してカスタマージャーニーを築くために、LVMHが、プロモーションではなく、コンテンツを用いることを望んでいます。

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Gradifi

First Republic Bankベストコンテンツマーケティングブランド50選に2回選出されています。First Republicが立ち上げたGradifiが、注目のコンテンツマーケティングブランドとなることは、驚くことではありません。

2014年に設立されたGradifiは、雇用主が従業員の学生ローン債務の支払いを支援する金融会社です。新しい会社であり、比較的知られていない新サービスでもあるため、Gradifiは、ブランドを構築するためのコンテンツマーケティングに取り組み、ゆくゆくは、人々をクライアントに変えることを狙っています

GradifiのコンテンツハブThe Notebookは、2017年7月に開始されました。人事専門家を対象とし、職場動向(Workplace Trends)、インスピレーションと洞察(Inspiration + Insights)、財務健全性(Financial Wellness)の3つの柱に沿った、戦略的にキュレーションされたライセンスドコンテンツで構成されています。卓越したニュースレターのサインアップは、ハブのホームページとチャネルページに載っており、読者にどんなトピックを読んでもらいたいか尋ねます。このデータを収集することで、Gradifiは視聴者を学び、彼らが求めているコンテンツを提供することができます。

同社はまた、長期的な不良債権が誰の財政に影響を与えるかについて図解した「学生債務の永続的な影響(The Lasting Impact of Student Debt)」と題したインフォグラフィックスにも取り組みました。

Gradifiのコンテンツマーケティング施策は強力な基盤にもとづいています。2018年の動向から目が離せません。

 

Heather EngはNewsCredのエグゼクティブ・エディター、Amy SolomonはNewsCredのリテール部門のバイス・プレジデントです。

NewsCred、Forresterによる評価でB2Bマーケター向けコンテンツマーケティングプラットフォームとして最高ランクに

会社創立からおよそ10年を経て、NewsCredに嬉しい知らせが届きました。Forresterによる、B2Bコンテンツマーケティングプラットフォームに関する2017年11月の報告書で、NewsCredが最高ランクの評価を得たのです。

早期からコンテンツマーケティング市場を取り扱っていた、業界でも最も高名な調査分析会社の1つである同社からこのような評価をいただけたことを、NewsCredの共同創設者兼CEOとして、大変光栄に思います。現在、NewsCredがこの市場をリードしているということであり、これからもそうありたいと考えています。

ここまでの道のりは、楽なものではありませんでした。人生におけるどんな成功も、決して楽ではないのです。ここで少しお話ししようと思うのは、NewsCredがいかにしてコンテンツマーケティングプラットフォームを作り上げたか、そのプラットフォームが業界に与える意味、また最も大事なこととして、そのプラットフォームが顧客の皆様に与える意味についてです。

NewsCredは初の、企業向けコンテンツマーケティング会社でした。私たちには、会社と事業分野を同時に創出するという、独自の課題があったのです。2011年、FirstMarkのAmish Jani氏からシリーズAラウンドの資金を調達した時、「コンテンツマーケティング」はまだよく知られていませんでした。初期から投資してくれた方々は、NewsCredの描くマーケティングの未来図に賭けたのです。マーケターたちがデジタルチャネル(ウェブ、Eメールソーシャルメディアマーケティングオートメーション、モバイル)への投資額を倍増させはじめた時、NewsCredはそれらのチャネルすべてにおいて共通する点に気がつきました。どのチャネルでも、コンテンツが不足し、必要とされていたのです。こういった洞察をもとに、私たちはコンテンツの制作とキュレーションという問題に正面から取り組みました。

ライセンスドコンテンツの最大規模のマーケットプレイスと最高のオリジナルコンテンツを提供

NewsCredはライセンスドコンテンツのマーケットプレイスから出発し、その後すぐに高品質なオリジナルコンテンツの提供(今ではNewsCred Content Studioと呼ばれています)を開始しました。そして私たちは、ライセンスドコンテンツでも、カスタマイズされたコンテンツでも、たちまち重要な地位を確立しました。NewsCredは、高品質なコンテンツと、世界で有数の才能あふれるクリエイタたち(ライター、デザイナー、インフォグラフィック制作者)を対象にした、世界最大規模の市場を有していました。

しかし、NewsCredのコンテンツに対する需要が急増するにつれ、私たちはすぐに別の難問に行き当たりました。当時、マーケターは矢継ぎ早に発生し、どんどん増えてゆく社内のコンテンツ関連業務への要望に対応し続けようと、四苦八苦していました。コンテンツ関連業務が代理店の手からブランド自身へ移っていくほど、マーケターは苦しい立場に置かれました。マーケティングチャネルに投入する燃料を増やさなければならないのにエンジンは持っていない、という事態になっていたのです。

コンテンツマーケティングの「エンジン」を作り上げる

私たちは「エンジン」の構築に着手しました。2014年には、コンテンツマーケティングプラットフォームの最初のバージョンが誕生しました。今から考えれば、業界でも初のものだったに違いありません。私と共同創設者の2人は、ニューヨークの私のアパートで、プロダクトの初期構想となるラフスケッチをナプキンの裏に描き出しました。半年後、私たちはそれを世界に向けて発表しました。NewsCredはB2BとB2Cのいずれも同様に、顧客として重視しました。そして、ブランド内のコンテンツマーケティング施策を拡大するための業務上の全ての課題を解決することを、自社の使命として課しました。全ての課題とは、コンテンツを構想するところから、計画、制作、公開、配信し、効果測定・分析するまでを意味します。当初から、このプロダクトの構想は野心的でした。マーケターはばらばらのソリューションを大量につなぎ合わせることを望まないはず、という前提のもと、NewsCredは全ての段階を網羅したプロダクトの構築を企図したのです。もちろん、完全なプロダクトということは、構築しなければならない機能群が大規模化するということです。そこで私たちは、多くの部署をまたいで、社内最大のエンジニアリングチームを発足させました。

コンテンツマーケターの業務効率向上を支援

業界が成熟するにつれ、NewsCredはもっぱら企業向けに注力するようになり、多様な製品、事業、市場、言語を扱う大手グローバルブランドの困難な課題を解決していきました。私たちの目標は、テクノロジーを利用して複雑な課題をシンプルにするということでした。NewsCredのプラットフォームの支援により、こうした企業の効率性が年々高まっていくにつれ、私たちは、マーケターが成果を証明するための支援という大きな課題があることに気が付きました。この時点で、すでにブランドはコンテンツマーケティングへの莫大な投資を行っていました。投資の正当性をCFOに示すべき時が来ていたのです。

コンテンツマーケティングのROIを証明

この2~3年で、NewsCredは業界最先端のアトリビューション分析技術を構築しました。コンテンツと収益を直接関係づけ、コンテンツがリード、商談、成約、収益、売り上げに及ぼす影響を示すものです。マーケティングにおいては喉から手が出るほど欲しい究極の道具、すなわち、コンテンツマーケティングのアトリビューションが、私たちのサービスによって把握できるのです。そしてこれは、顧客の皆様にも気に入っていただけました。Forresterのレポートによれば、「カスタマージャーニーに対して、セグメントされた指標を用いてコンテンツのパフォーマンスをB2Bマーケターが測定するための支援にNewsCredが注力していて、調査対象のユーザーのうち75パーセントが、NewsCredのコンテンツアナリティクスには大いに満足していると回答した」とのことです。

以上が、NewsCredの現在に至る経緯です。Forresterはコンテンツマーケティングに関する2017年第2四半期のWaveを発表しましたが、これはB2Cのユースケースに重点を置いたものでした。その後、Forresterはこのデータを取り上げ、B2Bマーケター向けに比較検討して、最新レポートを作成しました。すると、NewsCredが最高の評価を得るという結果になりました。ここまでで明らかなように、NewsCredの成功はわずか10年で獲得されました。私は、自分のチームをこの上なく誇りに思っています。

しかし私が最も嬉しく思うのは、現在および将来における顧客の存在に対してです。業界における評価のために、NewsCredがソフトウェアを開発するわけではありません。顧客の切迫した問題の解決を手助けするためなのです。私たちは、顧客に喜んでいただける方法で、開発・支援を進めていきたいと考えています。顧客あればこそ、私たちは日々、喜んで取り組める仕事を得られています。そのことに対し、感謝の意を表したいと思います。現在と将来、双方の顧客の皆様が、私たちと進む旅路に満足されることを祈っております。さあ、ともに進んでまいりましょう。

Forresterによる報告書“Explore Content Marketing Platforms for B2B Marketing”の全文は、こちらからご覧いただけます。

 

Shafqat IslamはNewsCredの共同創設者兼CEOです。

トラフィックとリードの増加に向けたNewsCred.comのリニューアル

数週間前、私がちょうど仕事に取りかかった時、NewsCredのCOO兼社長であるCharles Houghとばったり会いました。彼は私にあいさつすると、こう尋ねました。「新しいウェブサイトの進み具合はいかがですか。」

私は、newscred.comのリニューアルに向けたプロセスに没頭していて、デザイン、ユーザエクスペリエンス、およびプロジェクト管理を取り仕切っていました。「順調です。ゆっくりと着実にですが、前進しています」と、私は返答しました。

Houghは一呼吸置いて、「あれは、命運を握っているものですから、焦らなくていいですからね」と、微笑んで言いました。

私たちは笑いながら、別々の方向に歩いて行きました。私は、サイトは最終的にすばらしいものになると確信していましたが、そのやりとりにより、多くの同僚たちが新しいウェブサイトをどれだけ心待ちにしているかに気づきました。そして重圧がのしかかってきたのです。

効果的なウェブサイトの必要性

ウェブサイトは、マーケティング手段の中で最も心躍る資産というわけではないでしょうが、最も重要なツールの1つであることは、ほぼ間違いありません。ウェブサイトは、自社ブランドの顔です。多くの人が、ある会社を見つけ、その会社について知る方法なのです。実のところ、多くの人はウェブサイトを見て、その会社と関わりを持つべきかどうかを判断します。そのため、各社のウェブサイトはインバウンドリードの質と量に大きく影響し得るのです。

以前のnewscred.comは、当社にとって痛手になっていました。あまりにひどいので、NewsCredの営業チームは、クライアントや潜在顧客にURLを送信することすら躊躇していたほどです。というのも、コンテンツが現状に追いついていない上に、ユーザエクスペリエンスも理想的とは言えなかったのです。

このような旧サイトの状態は、応急処置として急いで修正を重ねたことと、サイトの他の部分を考慮せずに新規ページを追加したことによるものでした。私たちは当初、(当時)人気のあった静的サイト生成ツール、Mixtureのテンプレートを利用してサイトを構築しましたが、このツールはすでに更新を終了していました。その後WordPress機能を追加しましたが、それでもまだ、編集機能は限られたものでした。

その結果、サイトは以下のようになりました。

  • 以前の機能やプラットフォームインターフェースを宣伝しており、自社のソフトウェアの説明が不十分だった。
  • 現状に追いついていないメッセージングやブランドポジショニングを取り上げており、自社の中核的オファリングについては、ほとんど言及されていなかった。
  • ナビゲーションの中に無関係なページがあるため、サイトアーキテクチャが混乱を招くものになっていた。結果としてユーザフローが次善のものになり、時として行き止まりになることもあった。
  • SEOやリードコンバージョンに対して最適化されていなかった。

 

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当社の旧サイトのコンテンツページ – 全体を考慮せずに更新を重ねることがいかに好ましくないかの典型例

 

旧サイトは、あまりに巨大になりすぎて、適切な修正が不可能になっていました。もちろん、そのまま応急処置を続けていくこともできましたが、本当に必要なのは、新たに仕切り直すことでした。私はこの状況を、ニューヨーク市の地下鉄網でずっと保守を続けているのと同じようなものだと思っています。都市圏交通局は、小規模な改修をたびたび行っています。こうした補修により、列車は運行を続けられるのですが、問題を未然に防ぐ、中核的な問題への取り組みにはなりません。駅や路線を数カ月にわたって閉鎖するのは長期投資ではありますが、線路に関する根深い問題を解消するためには、時として必要です(地下鉄Lライン、君のことだよ)。

問題だらけのサイトに見切りをつけて、新たなスタートを切る時が来ていました。

私たちの目標

newscred.comのリニューアルにあたっての最初のステップは、目標を明確にすることでした。トラフィックを生み、訪問する人がリードへと変化するウェブサイトにするために、以下のことが必要でした。

  1. NewsCredのコンテンツマーケティングの専門知識の実例となる。
  2. (当社のプラットフォームおよび配信に加えて)アドバイザリーサービスチームを紹介する。
  3. ユーザジャーニーを向上させ、リードを獲得する。
  4. 拡張性を持たせ、保守がシンプルになるよう、強固なWordPress環境を構築する。

次に、積極果敢なスケジュールを設定しました。主要な業界イベントであるContent Marketing Worldが近づいており、NewsCredはそのプラチナスポンサーでした。これまでのデータから、イベントの開催中および開催後にはトラフィックの大幅な増加が見込まれました。そのため、ここを自分たちの最終期限としました。そしてサイトの立ち上げ日から逆算し、品質保証に1週間、ウェブ開発に4週間、デザインおよびアセットの準備に4週間、サイトマップおよびワイヤフレームに2週間をあてることにしました。またその裏で、コンテンツの制作も並行して行うようにしました。

 

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オハイオ州クリーブランドで開催されたContent Marketing World 2017でのNewsCredのブース

 

それぞれの目標を達成するために、どのようにウェブサイトを最適化したか

1.NewsCredが持つコンテンツマーケティングの専門知識を実証する

それまで、newscred.comにおいて当社のソートリーダーシップを紹介する取り組みは、褒められたものではありませんでした。私たちは長年にわたり、主幹のHeather Engが監督するコンテンツハブ、「インサイト」を運営してきました。これは業界トップレベルであり、受賞歴もあります。ですが、「インサイト」とnewscred.comとの間には事実上、相互リンクがありませんでした。

この2つを結びつけ、クロスドメイントラフィックをより活発にするために、newscred.com全体にわたって「インサイト」のコンテンツを組み込み、各ページの記述内容を補完しました。現在では、newscred.comの「ホーム」、「キャリア」、および「リーダーシップ」の各ページで、「インサイト」の記事をご覧いただけます。さらに、「コンテンツ」ページにカスタムコンテンツと使用認可取得コンテンツの事例を掲載し、実例を用いて当社のオファリングを説明しています。

また当社のクライアントにおいても、自社のウェブサイトにコンテンツを組み込むことにより、コンテンツハブのトラフィック、エンゲージメント、およびコンバージョンに、プラスの影響があるという成果が実現しています。実際に、当社のお客様である多国籍通信企業では、ブログの全トラフィックの62%が、自社のウェブサイトからのものです。そして、そのトラフィックはコンバージョンに至っています。このお客様の場合、ウェブサイトしか訪問していないユーザからのコンバージョンと比べて、ウェブサイトからブログへ行き、またウェブサイトに戻るというジャーニーを経たユーザのコンバージョン件数は、5倍に上っています。

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当社の新しい「キャリア」ページに組み込まれた「インサイト」のコンテンツ。ここでは、当社の社員による記事にスポットを当てている。これにより、潜在顧客に対して社員たちのソートリーダーシップが実証されるとともに、「インサイト」へのトラフィックも増大する。

当社のホームページのヒーローの表現は、当社サイトにおける他のどの画像にも増して、繰り返し閲覧されました。言うまでもなく、ホームのヒーローは閲覧者の注目を集める一等地です。これにより、ブランドに対する訪問者の認識や、さらなるエンゲージメントの行方が左右されるのです。

私たちの初期のイラストの中には、当社が行っていることのすべてを1枚の画像で表現しようと試みたものもありました。ですが、当社の提供ソリューションは多面的であることから、それがきわめて困難であることが判明しました。しかし1つの面を示せば、私たちがその提供ソリューションに、より重点を置いているように見えます。杓子定規に進めるのではなく、もっと抽象的な形にする必要があるということが明らかになりました。当社が行っていることを説明しようとするのではなく、それとなく示すのです。私たちは、オリジナル映像および素材映像によるカスタム背景ビデオに行き着きました。このビデオにより、当社がグローバルに事業を展開する戦略的テクノロジ企業であることを、閲覧者にさりげなく知らせています。残りは、見出しや小見出しを使って語っています。

 

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当社のトップページのヒーロー用のスケッチで、没になったもの

2.(当社のプラットフォームおよびコンテンツに加えて)アドバイザリーサービスチームを紹介する

NewsCredは、コンテンツマーケティングソリューション一式を、自信を持って提供しています。オリジナルコンテンツとライセンスドコンテンツ、マーケティング活動を一括管理するプラットフォーム、ならびにで、ブランドを適切な方向へと導くだけでなく、軌道に乗るよう支援します(コンテンツマーケティングは、楽ではありません)。

この3つの構成要素のうち、当社を他社と差別化するのはアドバイザリーサービスチームです。私たちは、このチームを紹介するために「アドバイザリーサービス」ページを作成しました。いくつかのプロフィールを厳選して掲載し、当社のお客様にコンテンツマーケティングに関する最高レベルのコンサルティングやアドバイスを提供しているメンバーについて、サイト訪問者が知ることができるようにしています。

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当社のエキスパートサービスチームのプロフィールのカルーセル

3.ユーザジャーニーを向上させ、リードを獲得する

新しいサイトをゼロから作り上げることの多大なメリットは、エンドユーザとサイト保守チーム双方の観点から、エクスペリエンスの向上について総合的に考えることができるということでした。旧サイトの混乱を招くアーキテクチャから教訓を得て、私たちはよりシンプルなサイトマップとユーザジャーニーを考案しました。これで、全体的なナビゲーション用語と、ヘッダへの出現順序が最終的に決定しました。

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新サイトのワイヤフレームの進化

 

当社のアドバイザリーサービスチームの協力を得て、私たちは検索エンジンに向けてサイトの最適化行いました。ランクづけしたいキーワードを特定し、SearchMetricsでコピーを実行して、思惑どおりになることを確認しました。現在NewsCredは、「のような主要なフレーズについては、検索結果ページ1ページ目に表示されます。この結果は、サイトが成熟するにつれて次第に向上していくでしょう。

以前、当社の連絡フォームでは、ユーザに関する情報はほとんど求められていませんでした。新しいフォームでは、最上位に「連絡する理由」というフィールドがあり、ここからユーザの意図をより正確に理解し、リードを適切な担当者に回すことができます。また私たちは、当社の需要創出チームがオーディエンスのことをさらに理解できるよう、新たな任意記入フィールドを2つ追加しました。「従業員数」および「企業収益」です。

4. 拡張性を持たせ、保守がシンプルになるよう、強固なWordPress環境を構築する

ローンチまでのスケジュールが厳しく、リソースも限られているため、人間の力で可能な限り、開発者の業務を簡単にすることが重要でした。そのために私たちは、繰り返し可能なコンポーネント、つまり複数のページにわたって再利用できる要素(リーダーシップおよびエキスパートのモーダルウィンドウ、クライアントのロゴ、プルーフポイントメトリクスモジュールなど)を用いてサイトを設計し、より迅速に構築できるようにしました。ソフトウェアプラットフォーム用のパターンライブラリと大きな違いはありません。

サイトの更新が頻繁に必要となることは間違いないため、シンプルに編集できることが鍵でした。当社の開発者は、ビジュアルな編集が可能なWordPressテーマのDiviを使って、新しいサイトを構築しました。これは、サイトを迅速に更新する上できわめて有用な方法であることが立証されました。

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DiviのWordPressインターフェース

結果

立ち上げから3週間ほど経った頃から、説得力のあるデータが見られるようになりました。

新しいサイトに「インサイト」のコンテンツを組み込むという戦略的決定を受けて、私たちはハイレベルなメトリクス(直帰率、ページ上での滞在時間、セッション数)を調べました。そして、すべてのカテゴリで改善が見られることを確認しました。しかしさらに興奮したのは、newscred.comから「インサイト」に流れてくるトラフィックの量と、エンゲージメントのレベルでした。newscred.comからの「インサイト」の参照が47%増加したのです。さらに、こうした訪問者の間では直帰率が43%低く、セッション継続時間は2分近く増加し、またコンバージョン率は約2.5倍上昇しています。

ここで私たちが学んだこととして重要なのは、ブログのコンテンツが洗練された形で企業のウェブサイトに組み込まれた場合、オーディエンスに対してマイナスになることはなく、むしろユーザをウェブサイトに連れ戻す力となって、すぐに行動を起こせるということです。「インサイト」のコンテンツを新たなホームページに組み込んだことで、現在newscred.comではオーディエンスの直帰がさらに6%減少しており、これは年間2万人もの人数に相当するものになります。

そしてこれはすべて、コンテンツによるものです。

 

Jeremy Fordは、NewsCredのアートディレクターです。

複数マーケットにおけるコンテンツ管理: NewsCredによる手法

デジタル化は、企業組織から世界中に発信する機会を作り出しました。そしてコンテンツマーケティングは、発信者の内なる“声”として急速に拡がりを見せています。

およそ20年の間に、インターネットのおかげで、消費者は、どこにいても、数回の検索とクリックによって企業や製品をすぐに見つけることができるようになりました。これにより、ブランドは従来の成長目標を達成させながら、効率良く新規マーケットや新規顧客にリーチする可能性を手に入れました。

これらの企業が拡大するにつれて、彼らには、ローカル市場はローカル市場としてブランド価値を維持する施策を実施しながら、グローバルブランドとしても、その地位とアイデンティティを構築し管理しなければならないという課題に直面することになりました。コンテンツマーケティングが、新規顧客へのリーチ、興味喚起、ナーチャリングの中心にいることが明らかになると、企業は新世代のコンテンツマーケターに、複数マーケットでの施策の実施と、グローバルブランドマネジメントという難問の打開を求めるようになりました。

ローカルマーケットに継続的にブランドメッセージを届けながら、投資の効率性を考慮したグローバルコンテンツマーケティング施策を開始し、継続することは、片手間にできることではありません。あまたの他部署の執行責任者から承諾を得ること、ローカルレベルではカスタマイズすることができるコンテンツマーケティング戦略を確立することグローバルとローカルチーム間の適切なバランスを見つけること、グローバル、ローカルすべてのチーム間でコンテンツが適切に使用できる環境を構築すること、これらを実現する必要があります。

これらの過程において、企業はしばしば、チーム間で増大するコンテンツを整理し、管理するための適切なシステムを持つことの重要性を見落としてしまいます。

一元化されたソリューションがなければ、チームはブランドリソースを簡単に見つけ出し、活用・共有することができません。さらに個々のチームは、孤立し、組織から独立し、ブランドガイドラインの外で仕事をしているような感覚になります。チームがサイロ化すると、統一したブランドメッセージを届けることができなくなり、無駄なコンテンツが生まれ、結果、ブランドコントロールの欠如と、ビジネスインパクトの減少につながります。

 

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では、グローバル/ローカルのマルチマーケティングを行う企業で、ブランドアイデンティティを失うことなく、ローカルチームが自身のオーディエンスのエンゲージを得るために柔軟に行動できるようにするにはどうすればよいのでしょうか。

NewsCredは過去10年を費やし、独自のソフトウェアとサービスを組み合わせて、企業がグローバルなコンテンツマーケティング施策を実行するのを支援してきました。そして、簡単にグローバル/ローカルの管理を行えるよう、NewsCred Content Marketing Platformに「ライブラリー」機能を追加するなど、継続的な努力を続けています。その結果、NewsCred Content Marketing Platformは、ForresterからB2Bコンテンツマーケティング・プラットフォームの中で最も高い評価を受けました

ライブラリーによって、グローバル/ローカルでのコンテンツ・素材をシンプルかつシームレスに整理/管理する、最新のアセットマネジメントが実現します。単一管理されている保管場所と実行可能なワークフローの組み合わせによって、ライブラリーは、ブランドが、コンテンツを管理し、適切な場所で用い、再利用することを可能にするのです。

ライブラリーの使いやすいフィルタリングシステムを通じて、ユーザーはローカル/グローバルの環境を問わず、関連するコンテンツを検索、利活用することができます。つまりグローバルなマーケティング組織と地域に密着したローカルチームとのギャップを埋めることができるのです。

NewsCred Content Marketing Platform_Library

NewsCred Content Marketing Platformのライブラリーにより、グローバルコンテンツマーケティングチームは、複数地域にわたるコンテンツを一元管理することができます。

さらにライブラリーは、各コンテンツの配信および使用履歴を管理し、ローカルマーケットにとって重要なトピックや情報をチームに提供することで、マーケティング担当者の意思決定を支援します。最終的にライブラリーは、組織全体において唯一信頼できるソースとして機能するため、グローバルブランドオーナーは最大限の可視化とともに、ブランドコントロールが可能なまま、ローカルチームには公開されたコンテンツと利活用できるブランドリソースへのアクセスが与えられるのです

複数のエリアとチームで構成される組織の場合、コンテンツ制作をするうえで必要となる各調整作業は、たしかに難しいかもしれません。ですがイライラする必要はありません。NewsCredのライブラリーはシンプルかつ直感的であり、グローバルなエンタープライズブランドをサポートするのに十分な威力を発揮するでしょう。

ライブラリーについて詳しく知りたい、導入を検討したい場合は、直接お問い合わせください。

Anthony AiosaはNewsCredのシニアプロダクトマーケティングマネジャーです。