フェイスブックに動画広告がやってきた 

ついにフェイスブックに動画広告が登場しました。

かれこれ1年以上も囁かれてきた動画広告配信のニュースがついに今週現実のものになるようです。

自動再生される動画広告

フェイスブック動画広告最大の特徴は、動画が自動再生されることです。

まずはこちらのURLにあるビデオをご覧下さい。

https://www.facebook.com/business/news/Testing-a-New-Way-for-Marketers-to-Tell-Stories-in-News-Feed

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何気なくFacebookを見ていると…

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映画「Divergent」の動画が自動的に再生されます。クリックしてみると…

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フルスクリーンで動画が再生されます。

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「あんまり興味がないな」と思ったユーザーは、動画を停止して…

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同じ広告元が出稿している別の動画広告をスワイプしながら閲覧出来ます。

今まで個人や企業が投稿してきた動画は、ユーザーの任意に基いて再生されてきました。

一方で、今週ローンチが発表されているフェイスブックの動画広告では、ユーザーが動画を閲覧したいか否かにかかわらず動画広告は自動再生されるのです。

期待される効果と懸念

もちろん通常であれば静止したままのフェイスブック画面に動画が自動再生されれば、ユーザーの注意を喚起すること間違いありません。

ユーザーは既にフェイスブック広告を見慣れており、今後クリックスルーレート(CTR)の下降が懸念される中、広告主にとってこの動画広告は新しいSNSマーケティングの手法としての活躍が期待されています。

一方で、懸念されるのは動画自動再生によるローディングスピードの低下です。

ただでさえ情報量の多いFacebookに動画の自動再生が加わればページのロードに時間がかかることが予想され、フェイスブックは直近の対策として、モバイル機器に関してはWiFiにつながっているときのみ動画広告を自動再生する予定だそうです。

また、動画製作のコストを考えると、広告主の誰もがこの広告から利益を受けるわけではありません。

当面は映画などのエンタメ業界中心の動画広告が予想されますが、投資対効果の実証により、今後フェイスブックがユーチューブに並ぶ動画広告の主戦場にのし上がるのかが決まりそうです。

今回の動画広告を「テスト」段階にあると発表したFacebook。

今回の自動再生動画が最近発表されたグーグルの新感覚ディスプレイ広告「+Post」に対抗する手段としてフェイスブックの武器になるのか、今後の効果検証を待ちたいと思います。

まとめ

・フェイスブックが動画広告の配信を発表しました。

・動画広告はフィード上に自動再生され、ユーザーは好きなときに動画を停止することも可能です。

・今後CTRの低下が下降する懸念を打ち消す武器となることが期待される一方、動画の自動再生によりページのロードが遅くなるのではという懸念も存在します。

・当面は映画などのエンタメ業界の動画広告出稿に偏りそうですが、投資対効果の検証が進めばフェイスブックがユーチューブに並ぶ動画広告の主戦場にのし上がることも期待されます。

IT系転職活動者必見!最高な職場ランキングトップ22【後半】

前回の記事に引き続き、Glassdoorが発表した最高な職場ランキング【IT編】をご紹介致します!

アメリカのIT業界で働くことを夢見る方々にとっては必見のランキングですよ!

10位 Intuit(インテュイット)

intuit

【評価】

4.1/5

【本社】

カリフォルニア(アメリカ)

【事業内容】

会計ソフトの開発と販売

【従業員からのコメント】

お客様を大切にする会社です。
従業員は仕事に対しても同僚に対しても真摯な姿勢を貫いています。
給料やボーナスも高額で、その上ワーク・ライフ・バランスもしっかり保たれていますよ。

9位 Riverbed(リバーベッド)

riverbed

【評価】

4.1/5

【本社】

サンフランシスコ(アメリカ)

【事業内容】

WAN 最適化ソリューションサービス

【従業員からのコメント】

人間関係が非常に友好な職場です。
上司は優秀なだけでなく、地に足がついて接しやすい人たちばかりです。

8位 Slalom Consulting(スラロームコンサルティング)

1231

【評価】

4.1/5

【本社】

シアトル(アメリカ)

【事業内容】

ITコンサルティング

【従業員からのコメント】

スラロームコンサルティングが扱う取り組み甲斐のあるプロジェクトの数々は、あなたのスキルを磨くにもってこいです。
上層部の人間はコンサルタントとしても個人的にも社員を理解しようとする姿勢を怠らないため、社内外問わず従業員の交流は盛んです。

7位 Qualcomm(クアルコム)

1232

【評価】

4.2/5

【本社】

サンディエゴ(アメリカ)

【事業内容】

モバイルデバイス向け半導体授事業

【従業員からのコメント】

ビジョンに富んだ優秀で革新的なリーダーたちと多種多様なプロジェクトに取り組める素晴らしい会社です。
高いパフォーマンスにはしっかりと評価を与え、更なる成長に向け様々なスキルアッププログラムも用意しています。
質の高い社内ITシステムやサポートも魅力のひとつですね。

6位 Google

1234

【評価】

4.3/5

【本社】

マウンテン・ビュー(アメリカ)

【事業内容】

検索エンジン事業、OS(Android)開発、動画サービス、SNS etc…

【従業員からのコメント】

最高の同僚に最高の待遇。
どの会社にいた時よりも、グーグルで学んだ事のほうが圧倒的に多いです。
特に歴史の長いインフラやアプリチームに行けば、あなたが他の企業で一生をかけて学ぶことを1時間で教えてもらえるでしょう。

5位 Interactive Intelligence(インタラクティブ・インテリジェンス)

1235

【評価】

4.3/5

【本社】

インディアナポリス(アメリカ)

【事業内容】

BtoBテレコミュニケーション事業

【従業員からのコメント】

管理者が細かい指導を基本的にしない会社なので、誰もがAクラスのプレイヤーで尚且つイニシアティブを取って仕事に取り組まなければなりません。
それだけに成功した際の報酬は弾みますし、大抵の人が経済的にもキャリアの観点からも成功しています。

4位 Guidewire(ガイドワイヤー)

1236

【評価】

4.5/5

【本社】

カリフォルニア(アメリカ)

【事業内容】

保険会社向けソフトウェアの開発と販売

【従業員からのコメント】

・素晴らしいワーク・ライフ・バランス
・ナレッジシェアリングに積極的・ペア・プログラミングが盛ん
・リリース直前も残業はなし
・独自のオープンソース言語Gosuを利用

3位 Facebook

1237

【評価】

4.5/5

【本社】

カリフォルニア(アメリカ)

【事業内容】

SNS事業

【従業員からのコメント】

とにかく福利厚生が充実しています。ヘルスケアサービス、カイロプラクティック、ジム、鍼灸などなど、まだ試したことのない施設も多いです。
女性が働きやすい職場であることに間違いありません。

2位 LinkedIn

1238

【評価】

4.6/5

【本社】

カリフォルニア(アメリカ)

【事業内容】

プロフェッショナル・ネットワーキング・サービス事業

【従業員からのコメント】

3年間リンクトインで働いていますが、今でも会社に行くのが楽しいです。
私達の仕事は人々のキャリア形成を助けることであり、リンクトインのお陰で人生が変わったという話を毎日聞けることは大きな喜びです。

1位 Twitter

1239

【評価】

4.6/5

【本社】

カリフォルニア(アメリカ)

【事業内容】

マイクロブログサービス事業

【従業員からのコメント】

同僚はもちろん皆優秀で、ツイッターが世界にいい影響を与えながら成長していくことを願って仕事に取り組んでいます。
一生懸命取り組んだプロジェクトが何億人ものユーザーに届けられ、ユーザーから直接前向きなフィードバックを受け取った時の喜びに変わるものはありません。

まとめ

・Glassdoorが公表した従業員が選ぶ最高の職場ランキングトップ10の内、22社がIT企業という結果でした。

・善戦が期待されたApple、Google、Facebookなどを差し置いてトップに踊りでたのは、今年上場したばかりのツイッターでした。

・日本では知られていない魅力的なIT企業がランキングには多く見受けられることから、今後視野を広げて転職活動に取り組んで頂ければ幸いです!

IT系転職活動者必見!最高な職場ランキングトップ22【前半】

就職・転職系ウェブサイトGlassdoor(グラスドア)が、毎年恒例となる「最高な職場ランキングトップ50」を発表しました。

実際の社員が匿名で自社の職場環境を評価するこのランキングは今回で第六回目。

特にアメリカのIT業界で働くことを夢見る方々にとっては必見のランキングです。

昨年はFacebookが見事に1位を飾りましたが、今年はどの企業がトップにランクインするのでしょうか?

全業界の企業を対象にするこのランキングからトップ50にランクインしたIT企業22社のみに絞って、まずは22~11位までをご紹介します!

22位 Salesforce.com

salesforce

【評価】

3.8/5

【本社】

サンフランシスコ(アメリカ)

【事業内容】

顧客管理を中心としたクラウドサービス

【従業員からのコメント】

教育と成長に重きを置いた活気のある文化がSalesforce.comには存在します。

この会社では思い切り働くことも思い切り楽しむことも重要という考えが根付いており、社交的で感じの良い社員が一般的です。

21位 eBay

ebay

【評価】

3.8/5

【本社】

サンノゼ(アメリカ)

【事業内容】

ネット通販及びネットオークション

【従業員からのコメント】

ebayには、素晴らしい人材と共に働き、自己成長を実現するチャンスが広がっています。
OJTで様々な新しいことに挑戦できることが魅力です。

20位 テキサス・インスツルメンツ

texinst

【評価】

3.8/5

【本社】

ダラス(アメリカ)

【事業内容】

半導体の製造

【従業員からのコメント】

テキサス・インスツルメンツは歴史ある会社である一方、競争の激しい現在のIT業界で生き残る術を持っています。
様々なフィールドに事業の裾野を広げており、この会社にはその分だけチャンスも多く眠っています

19位 NetApp

netapp

【評価】

3.8/5

【本社】

サニーベール(アメリカ)

【事業内容】

企業向けストレージおよびデータ管理ソリューションの提供

【従業員からのコメント】

同僚がとにかく最高なだけじゃなく、NetAppはこの会社で働く意味を実感させてくれるんです。仕事を楽しむ為に様々なイベントや企画も用意されていますよ。

18位 Citrix(シトリックス)

citrix

【評価】

3.8/5

【本社】

フロリダ(アメリカ)

【事業内容】

ソフトウェア・ネットワーク機器の開発及び販売

【従業員からのコメント】

チームプレーを促進する文化が根付いてるだけじゃなく、ライフアンドワークバランスもしっかり考えてくれる会社です。

17位 キャリアビルダードットコム

careerbuilder

【評価】

3.8/5

【本社】

シカゴ(アメリカ)

【事業内容】

転職・就職希望者とリクルーターのためのウェブサイト

【従業員からのコメント】

キャリアビルダードットコムでは、仕事と成功は自ら進んで獲得しに行くものという文化が根付いています。
かなり長くこの会社で働いていますが、いまだに日々学習し、成長を重ねています。同僚も素晴らしい人達ばかりですし、何よりみんなが組織のことを考えて仕事をしています。

16位 アップル

appleinc

【評価】

3.8/5

【本社】

クパチーノ(アメリカ)

【事業内容】

デジタル家電製品および同製品に関連するソフトウェア製品の開発・販売

【従業員からのコメント】

給料も待遇もいいし、様々なチャレンジやプロダクトに触れながら仕事が出来る会社です。
技術職でも管理職でも、役職に関係なく成長が望めるはずです。

15位 インテル

intel

【評価】

3.8/5

【本社】

サンタクララ(アメリカ)

【事業内容】

コンピュータ及びサーバー向け半導体の製造

【従業員からのコメント】

インテルでは、7年に一度、二ヶ月間の有給をもらえるんです。自宅で仕事をする許可も出やすく、非常にフレキシブルな職場環境です。
同僚は本当に優秀だし、クロスボーダー案件タスクや社内コンバートの機会も豊富。キャリア形成のために様々な無料クラスを提供してくれることも魅力です。

14位 Rackspace(ラックスペース)

rackspace

【評価】

3.9/5

【本社】

テキサス(アメリカ)

【事業内容】

クラウドコンピューティング及びウェブホスティングサービス

【従業員からのコメント】

職場はゆったりとした雰囲気です。柔軟な昇進制度やメンター制度が魅力的で、上司はいつも従業員のためを思って働いています。

13位 ナショナルインスツルメンツ

nationalinst

【評価】

3.9/5

【本社】

テキサス(アメリカ)

【事業内容】

計測器、測定器、制御システムの開発と販売

【従業員からのコメント】

キャリアオプションが豊富で、新卒にはもってこいの会社です。
すぐに興味深い役割やフィールドを見つけられると思いますよ。

12位 レッドハット

redhat

【評価】

4/5

【本社】

ノースキャロライナ(アメリカ)

【事業内容】

エンタープライズ向けオープンソースソフトウェアの開発と販売

【従業員からのコメント】

人に恵まれている会社です。優秀で勤勉な従業員は会社の成功を望んでるし、人間関係もかなり友好だと思います。

11位 マスワークス

mathworkls

【評価】

4/5

【本社】

マサチューセッツ(アメリカ)

【事業内容】

科学者及びエンジニア向け計算ソフトの開発

【従業員からのコメント】

プロジェクトはいつも刺激的で、それぞれの社員が輝ける場所です。
互いを尊敬するだけでなく、チームメートのためなら積極的に働く強い文化が根付いています。
個別のワークスペースや福利厚生も充実しています。

新サービス アマゾンパントリーを計画?

電子機器、本、おもちゃ。

どれを買うにも訪れるサイトの少なくとも上位3番目にはアマゾンが入っているはず。

しかし、「ネット通販といえばアマゾン」というブランディングに成功したアマゾンの野望はもう止まることを知りません。

アマゾンフレッシュ、そして…

アマゾンが先日発表した生鮮食品の即日デリバリーサービス アマゾンフレッシュは、通販業界だけでなく、全世界の小売店を震撼させました。

「価格優位性の高い」という強固なイメージを持つアマゾンの生鮮食品業界参入は、オンライン・オフライン問わず業界に衝撃を与えたのです。

追い打ちをかけるようにロイター通信が報じたのはアマゾンが新サービスAmazon Pantry(アマゾンパントリー)を計画しているというニュース。

生鮮食品専門のアマゾンフレッシュとは別に、洗剤やトイレットペーパーなどの家庭用品をどこよりも安く速く届けるサービスになるとロイター通信は報じています。

この動きは明らかに小売業界大手のコストコを追随する一手であり、アマゾンは同じ週に二度も小売業界を驚かせることになりました。

アマゾンは店舗型小売店に勝てるのか

現状では、日用品の売上を見ると、コストコやウォルマートを含む各米系大型店舗型小売店が売上で圧倒的にアマゾンに勝っています。

しかし、アマゾンフレッシュやアマゾンパントリーの存在から、アマゾンは日用品業界のマーケットシェアを貪欲に狙っていることは間違いなく、今後熾烈な争いが繰り広げられることが予測されています。

では、アマゾンが小売店業務を拡大する上で立ちはだかる壁は一体どこにあるのでしょうか

・習慣

生鮮食品や日用品は地元のスーパーで買う。長い月日の中で習慣化したこの行動を覆すことは、並大抵のインセンティブではかなわないでしょう。

・価格

生鮮食品や日用品を通販で扱うウェブサービスが最も苦戦する要因が価格です。大半の消費者は「買い物に行かなくて済む分割高でもかまわない」と思うほど価格に対して甘い考えは抱いていないのです。

・スピード

生鮮食品や日用品の販売は、本や電子機器に比べて欲求の喚起から手元に届くまでのスピードが命です。同日配達はもちろんのこと、ストックが切れそうなときにタイムリーに届く仕組みや、欲しい時にすぐ届く速達サービスが成功の鍵になります。

上記からアマゾンが小売業界をリードするにはまだまだ高い壁が存在することが分かりますが、もちろんアマゾンも戦略なしに大きな一手を打つほど地に足がついていないわけではありません。

例えば最近話題になったアマゾンの無人飛行機型配達。オーダーして30分以内に無人飛行機が本も生鮮食品も届けてくれる近未来を思わせるサービスなんです。

予てよりアマゾンCEOのジェフ・ベゾスは卸価格と小売価格の差額を(アマゾンにとって有利に)最適化するつもりはない。私達が求めているのはフリーキャッシュフローと顧客ロイヤリティを最大化することであり、これは価格を抑えに抑えることでしか達成できない。(意訳)」と発言しています。無人飛行機型配達が現実になるにはまだ少し時間がかかるかもしれませんが、価格戦略では今後も変わらず抜かりがなさそうです。

まとめ

・即日生鮮食品配達サービスのアマゾンフレッシュに引き続き、即日日用品販売サービスアマゾンパントリーの計画が伝えられています。
・アマゾンは大型店舗系小売店に真っ向勝負を挑んでおり、熾烈な闘いが予想されます。
・一方、日用品や生鮮食品の販売にはまだまだ高い壁が存在しており、価格と配達スピードを改善し、習慣を打ち破る努力がアマゾンには求められています。

まさかのアメリカ超え!?日本のスマホアプリ消費額がスゴすぎる。

日本のアプリ消費総額がアメリカをついに追い越しちゃいました。

米系アプリマーケティング企業 App Annieの発表によりますと、2013年10月の時点で日本のスマホユーザーは米国ユーザーより多くの金額をスマホアプリに投入しており、その成長はとどまることを知らない様相を呈しています。

人口3億人以上のアメリカにアプリ消費額で勝利したことは日本アプリ市場の大きな快挙といえるでしょう。

昨年の10月時点では米国ユーザーのスマホアプリ消費額に約30%の差をつけられていた日本がここへ来て成長を遂げた理由はどこにあるのでしょうか?

驚くべき成長の立役者

App Anieのレポートによると、収益の大半はフリーミアムモデルに由来していることが分かります。

フリーミアムとは、アプリそのものは無料で提供する一方、付加価値の高いサービスにはプレミアム料金を徴収するビジネスモデルです。

Evernoteのプレミアムサービスやソーシャルゲームの課金制がフリーミアムモデルの典型的例と言えるでしょう。

実際に、スマホゲームアプリの収益は2012年に比べ400%も上昇していると伝えられており、米国をスマホアプリ消費額で追い抜いた最大の立役者といえるでしょう。

留まるところを知らない日本のアプリ消費額

現在日本のスマホユーザーはモバイル人口の約40%。

2014年には同割合が62%に達し、米国の50%を優に上回ると予測されています。

それに準じて今後益々日本のスマホアプリ消費額は上昇することも間違いなく、今後は海外からの投資も活発になるでしょう。

また、日本はGoogle PlayとiOS app storeの消費額が均衡している稀な市場であり、制作側からすればGoogle Playでの消費額が伸び悩む他の市場よりも魅力的なマーケットでであることは間違いありません。

日本がスマホアプリのホットスポットになり、今後グロースハッカーが集まる拠点となることも期待されますね!

まとめ

  • ・日本のスマホアプ消費額がアメリカのそれを上回りました。
  • ・成長の立役者はフリーミアムアプリにあり、特にスマホゲーム市場の成長は最大の要因と言えるでしょう。
  • ・日本のスマホアプリ市場は、諸外国の市場と比べても今後大きな成長を見せていくことが予測されます。

デザインを妥協せずコンバージョンをあげる5つの基本

あなたがデザインしたウェブサイト、マーケティング理論やデータを無視したものになっていませんか?

とにかく売上を上げたいマーケティング担当者と美を追求するデザイナーの間に意見の食い違いがあるのは当然ですが、ウェブサイトの訴求力を最適化するという目標は共有できているはずです。

ウェブサイトの訴求力を図る上で最も重要な指標のひとつにはコンバージョンレート(CVR)があり、デザイナーもウェブサイトのビジュアルインパクトや美的センスとは別に、CVRに注意を向ける必要があるのです。

とはいえデザインを妥協したくない思いはプロフェッショナルとして当然。

そこで本日は、デザインに強いこだわりのあるデザイナーでも最小限の妥協でコンバージョンレートを最適化出来る5つの簡単な方法をお伝えします!

パラドックス・オブ・チョイスを理解する

パラドックス・オブ・チョイスというマーケティング理論をご存知でしょうか?

消費者はより多くの選択肢(チョイス)を求める一方で、いざ選択肢を目の前にするとどれか1つを選べないという逆理を パラドックス・オブ・チョイスと呼びます。

多種多様なケーキが並んでいるとウキウキする半面、1つを選べと言われるとまごまごしてしまいますよね?

同じように、ウェブサイトの最終地点(コンバージョンページ)への導線も 、最小限に絞るべきということなんです。

留学斡旋会社のホームページの例を取ってみましょう。

  • ・メールお問合せ
  • ・電話お問合せ
  • ・資料請求
  • ・無料カウンセリングの申込み
  • ・留学セミナー

1ページの中にこれだけの選択肢が存在した場合、どれを選べばいいのか思わず迷ってしまいますよね?

最適化の方法はケースバイケースですが、例えば

  • ・電話・メールお問合せの過去データを基に、コンバージョンレートの高い方だけを残す
  • ・「無料カウンセリング(資料請求)をご希望の方はこちらをクリック!」のようなバナーを使ってメール問合せと結合する

ことで選択肢を絞ることが可能です。

商品イメージを上手に利用する(通販)

SEOを意識するマーケティング担当者はテキストを多用したい一方、デザイナーからしたら文字ばかりのウェブサイトなんてもってのほか。

ユーザーからしても文字ばかりのウェブページは使い勝手が悪く、デザイナーの意見ももっともです。

マーケティング担当者をなだめながらデザイン性を保つために、商品イメージをうまく活用しましょう。

実際に商品を体験できないウェブサイトでは、商品イメージのクオリティと多様性がコンバージョンを左右します。

画質はもちろん、多方面から撮影してみるなど、商品イメージの掲載に工夫を凝らしましょう。

無地のスペースを設ける

商品購入やお問合せをするユーザーは、なにもウェブサイトに入ってすぐ購入やお問合せを即決するわけではありません。

コンバージョンに繋がるユーザーは必ず一度サイト内で立ち止まり、考え、その末にコンバージョンページヘの経路を辿っていくのです。

デザイン性の高い画像やページ構成でウェブサイトを装飾したい気持ちも分かりますが、ユーザーが立ち止まる隙を必ず各ページに与えましょう。

なにも難しいことではなく、ページ内に存在する各情報の隙間に無地のホワイトスペースをバランスよく設けるだけでもコンバージョンに与える効果は大きいんです!

ユーザーがたどる導線を考慮する

数々のウェブサイトを見てきましたが、パンくずやフッター部分のデザインを疎かにするデザイナーって結構多いように思います。

パンくずやフッターが設定されていないケースも多々有り、ユーザーの行動を完全に無視していると言っても過言ではありません。

(特に初めてウェブサイトに訪れる)ユーザーは、

  • 自分がどこにいるのか
  • このページからどこに飛べるのか

を把握する必要があります。

そのために欠かせないパンくず、フッター、関連商品の紹介などはデザイン全体を見ても重要な箇所であり、デザイナーとして確実に意識したいところです。

客観的評価の見せ方を工夫する

ウェブに対するリテラシーが高まる昨今、「この商品すごいんです!」、「買わなきゃ損!」なんて押し売りはもはや通用しません。

ウェブサイトを訪れるユーザーは、通常の商品紹介以上に外部から見た正当な商品の評価を購入やお問いわせの判断材料として重視しており、客観的評価の見せ方をしっかり工夫することが求められているのです。

実際によく見る悪い例として、

  • ・レビューがランディングページの最下部に設置してある
  • ・レビューがいかにも嘘臭い
  • ・実績の紹介がテキスト表示で目立っていない

などが挙げられます。

1つでも当てはまる場合には、

  • ・ページに入ってすぐの位置にレビューを表示
  • ・適当な文章ではなく、本当の顧客の意見を反映する。レビュー部分のフォントサイズや種類を誇張しすぎない。
  • ・カンパニーロゴの利用許可を取る

などの対策を今すぐ取りましょう!

まとめ

  • ・コンバージョンレートは、デザインを妥協せずとも改善が可能です。
  • ・デザインを専門に扱っている場合にも、一度マーケティング目線でデザインを再考するとデザインの可能性が更に拡大するでしょう。

アップル社新技術iBeaconが変えるローカルマーケティング

iBeacon.

この字面からも分かるように、iBeacon(アイビーコン)はアップル社の商標登録です。

i~~~と言えば、iPhoneやiPadなどアップル社のモバイル端末を思い浮かべてしまいますが、残念ながらiBeaconはアップル社が発売する消費者向けデバイスの製品名ではありません。

iBeaconはアップル社が開発したインドア・ポジショニング・システム(IPS)であり、今後のローカルマーケティングを大きく変えるポテンシャルを持っているのです。

iBeaconとは

「iBeaconはアップル社が開発したインドア・ポジショニング・システム(IPS)」ですと言われても、そもそもIPSってなんだろうって話ですよね。

一言で言えば、一定の範囲内に存在する対象デバイスを感知し、通信を可能にする技術をIPSと呼びます。

衛星を使って世界中のどこでも探知出来るGPSとは異なり、「一定の範囲内(例えばお店の中とかコンサートの会場とか)」というところが重要なポイントです。

そしてこのIPSをおそらく初めて商用に活用しようと試みるのがアップル社開発のiBeaconです。

iBeaconはBluetooth Low Energy(BLE)という低コストかつ電力消費の少ない無線ネットワークを駆使し、ある範囲に存在する電子端末を感知・通信します。

Bluetooth 4.0以上のスペックを持つ端末であれば、iOSはもちろん、Macbookやアンドロイド端末もiBeaconとの互換性があるようです。

そして勘鋭い方ならもうお気づきのように、この技術、ローカルマーケティングを一変するほどの大きな影響力を持っているんです。

iBeaconの用途

現状のローカルマーケティング最大の欠点は「密着性の欠如」と言えるでしょう。

いくらグーグルマップが地域情報を提供してくれても、クーポンアプリが近くのお店のクーポン情報を届けてくれても、お店の中のあなたの位置を特定して、位置情報と照らし合わせたコンテンツを提供するマーケティング技術は未だ確立されていないのです。

例えばあなたがデパートの紳士服売り場で買い物をしていたと仮定しましょう。

通常のクーポンアプリであればせいぜいデパート全体のお買い得情報を提供するのがやっとでした。

つまり、あなたの詳細な位置情報(=関心情報)を反映していなかったのです。

iBeaconが導入されるとこの状況は一変します。

iBeaconはあなたのデバイスを感知し、あなたが紳士服売り場を見て回っている情報を突き止めます。

位置情報を基に紳士服に絞ったお買い得情報が送られるのはもちろん、もしこのデパートがあなたの行きつけであった場合には、あなたの過去の買い物情報を織り込んだ上でおすすめの品を勧めてくれることも可能になるのです。

もちろんiBeaconの応用は店舗型ビジネスに限った物ではありません。

例えばそれぞれ出演アーティストのテイストが違う3つのステージが用意されたロックフェス会場にiBeaconが設置されているとしましょう。

主催者側や音楽配信アプリを提供する会社は、iBeaconが取得した位置情報を基に、各ステージに出演するアーティストや関連アーティストの音楽情報を来場者に提供することも出来てしまうんです。

まとめ

  • ・iBeaconはアップル社によるインドア・ポジショニング・システムです。
  • ・iBeaconはある特定の範囲に存在する電子端末を感知・通信します。
  • ・店舗やイベント会場にiBeaconを設置することで今まで実現出来なかった密着性の高いローカルマーケティングか可能になります。

Googleが新感覚ディスプレイ広告「+Post」を発表

Googleは昨日、Google+のUIを利用した新感覚ディスプレイ広告「+Post」を発表しました。

「またソーシャルメディアが広告に埋め尽くされるのか…」

そうお考えになった皆様、心配ご無用です!

実はこの+Post、Google+内に表示されるのではなく、グーグルディスプレイネットワーク(GDN)を駆使した新感覚インタラクティブ・ディスプレイ広告なんです

インタラクティブ広告

インタラクティブ広告と書くと馴染みのない言葉に聞こえてしまうかもしれませんが、実は皆さんの周りにも既に多く存在しています。

例えばFacebookのフィードにしばしば登場する一件単なる投稿のようにも見えるこのコンテンツ。(一部英語表示でごめんなさい)

Screen Shot 2013-12-10 at 10.18.29

もちろんコンテンツの一部のように見えるいわゆる「ネイティブ広告」な訳ですが、「いいね!」「コメント」「共有」ボタンが広告の下に設置されています。

従来のテレビコマーシャルや新聞広告とは違い、インタラクティブ(相互作用)広告には広告主とユーザーが双方向にコミュニケーションを取れる仕組みが埋め込まれているのです。

+Postが行くインタラクティブ広告の最先端

このインタラクティブの最先端を行くのが、昨日発表されたGoogleの新感覚ディスプレイ広告「+Post」。

四の五の説明する前に、GoogleとToyotaがコラボした+Postキャンペーンの様子を動画でご覧下さい!
(英語が分からない方も動画を見れば+Postの概要をお分かり頂けると思います。)

http://www.youtube.com/watch?v=4yCUgx7H2zo#t=82

いかがですか?

皆さんが慣れ親しんだディスプレイ広告やソーシャルメディア広告とは以下の点で大きく違うことがお分かりいただけたのではないでしょうか。

  • ・Google+内ではなく、GDNに表示される。

今回最も注目すべき点は、新型広告+Postがグーグルプラスの中ではなく、GDNに表示されることでしょう。

Facebookやツイッターに並ぶソーシャルメディアが広告に埋め尽くされないで済むのはもちろん、既に200万以上の登録ウェブサイトを持つGDNに新たな広告タイプが加わったことはマーケティング担当者として見過ごせない変化です。

  • ・カーソルをディスプレイ広告に合わせるとコンテンツが飛び出す。

動画からお分かり頂けるように、カーソルをディスプレイ広告に合わせるとGoogle+のUIそのままのコンテンツが飛び出す仕組みになっています。

今までもカーソルを合わせると画像が切り替わる仕組みは存在しましたが、ソーシャルメディアの外側で広告主とユーザーが双方向コミュニケーションを取れる仕組みは極めて斬新と言えるでしょう。

現在は数社が試験的に導入を終えた段階で、実際のブラウザーで目にした人はまだまだ少ないとのこと。

アメリカで昨日発表されたばかりということもあり、日本での導入はもう少し先になると予想されます。

グーグルは昨日の発表で+Postに関する前向きな数値をいくつか口にしたようですが、「真新しさ」が消えたときにユーザーのエンゲージメントも一緒に下がってしまわないのか、今後の進展に注意を払いたいと思います。

まとめ

  • ・Googleが新感覚広告+Postを発表しました。
  • ・Googleディスプレイネットワークに表示される+Postは、最先端のインタラクティブ広告と言えるでしょう。
  • ・現在は一部の企業が試験的導入を終えたテスト段階のため、今後明らかになるユーザーの反応が気になるところです。

【有名スタートアップで働こう!】 求人広告から見るグロースハッカーの資質-Heroku編-

皆様はPaaSというコンセプトをご存知でしょうか?

SaaS(サース)は知っていても、PaaS(パース)は知らないという方も多いかもしれません。

PaaS(Platform as a Service)とは、プラットフォーム・アズ・ア・サービスの略称です。

既存のソフトウェアをネット経由で提供するクラウドサービスSaaSに対して、アプリケーションの構築や稼働に必要なプラットフォームを提供するのがPaaS。

セールスフォース・ドットコムが提唱した概念であり、国境をまたいだ開発プロジェクトが一般化する中で重要性を増しています。

このPaaS業界で最大のマーケットシェアを誇るのが、2010年に提唱者であるセールスフォース・ドットコムに買収されたHeroku(ヘロク)。

アマゾンが提供するAWS(アマゾンウェブサービス)やマイクロソフトのAzure(アジュール)を超える18%の市場シェアを誇っています。

一方で競合であるAWS(市場シェア17%)やAzure(同14%)の追い上げが激しいのも事実であり、Herokuも優秀なグロースハッカーの獲得に余年がありません。

前回ご紹介したLyftの求人広告に引き続き、今後更なる発展が期待されるPaaS業界の最大手Herokuが実際に掲載している求人広告からグロースハッカーに求められる資質や経験を探ってみましょう!

Heroku求人広告 (日本語訳)

Heroku(ヘロク)が提供する製品の成長に貢献しませんか?

私達は、世界有数のデベロッパーツールHerokuの成長に貢献するプロダクトマーケティングマネージャーを募集しています。

Herokuはデベロッパー及びIT企業を対象にしたSaaSです。

私達はHerokuの更なるサービス拡大に向け、マネージメントコンサルタントの分析能力とスタートアップを牽引する上で欠かせない現場管理能力を持ち合わせたプロダクトマーケティングマネージャーを求めています。

製品と顧客への理解をてこに、Herokuのコンバージョンレートを高め、顧客の離脱を抑止し、顧客価値を高める役割を担って頂きます。

上記の目的を達成すべく、マネージャーにはプロダクトマーケティング部部内はもちろん、セールス、PM、マーケティング、技術開発、デザインチームとの効率的な連携を図ることもあなたの使命です。

管理者としての明確なビジョンはもちろんのこと、執行者として実際に現場で活躍することがプロダクトの成長と困難の突破に必要不可欠であると私達は考えます。

職務

  • ・価値獲得の機会を逃さないために、Herokuの製品と顧客に関する理解を深めて頂きます。
  • ・現在に至るまでのHerokuの成長要因と顧客離脱要因を理解して頂きます。
  • ・Herokuの顧客とプロダクトの知識に基づき、Herokuの成長を促すための戦略と戦術を仮説立てて頂きます。
  • ・上記の仮説を実行すべく、プロダクトマネジメント、デザイン、エンジニア、及びマーケティングチームとの連携を図って頂きます。
  • ・Herokuの成長を左右する顧客郡をセグメンテーションに基づき解明して頂きます。一対一のインタービューを含むリサーチを通じて、これらの顧客郡がHerokuに見出す付加価値を見出して頂きます。
  • ・複数の仮説に基づいた包括的なテストを行い、各戦略及び戦術の費用対効果を計測して頂きます。
  • ・プロダクトマネジメントチームとの協力を通じて、Herokuの特性が市場で獲得できる価値を最大化して頂きます。
  • ・営業チームとの協力を通じて、上質な見込み客との取引フローを改善して頂きます。

資質

・ハイテク企業で2年間勤めた経験と売上向上をもたらした実績
・Heroku製品への深い理解(Herokuの実際のユーザーでHerokuの価値と更なる価値向上への道筋を理解していることが理想)
・SQL上級者
・SaaSマーケティングに関連する定量的概念(顧客獲得費用、顧客生涯価値、顧客一人あたりの月間売上高、キャンセル率、CVRなど)への深い理解

重要視される「コミュニケーション能力」

Herokuがグロースハッカーに求める資質として、コミュニケーション能力の優先順位が非常に高いことが伺えます。

定義の難しい言葉ですが、Herokuは具体的に

  • ・プロダクトマーケティング部内のコミュニケーション
  • ・リサーチを通じた顧客とのコミュニケーション
  • ・Herokuの成長を促すための他部門とのコミュニケーション

の3点に長けたグロースハッカーを求めています。

つまりHerokuが考えるグロースハッカーとは、単なるデータ至上主義者ではなく、実際に開発・販売・利用されるプロセスを包括的にを理解し、最適化出来る「連携のプロフェッショナル」といえるのではないでしょうか。

まとめ

  • ・PaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)はSaaSから派生したクラウド型アプリ開発サービスです。
  • ・Paas業界最大手のHeroku(ヘロク)は、市場シェアの拡大に向けグロースハッカーの採用に本腰を入れています。
  • ・高い解析能力やプロダクトに対する情熱はもちろん、グロースハッカーには高いコミュニケーション能力が不可欠であることが伺えます。

ハミングバード時代に欠かせないSEOに役立つChrome拡張機能4選

SEOに役立つChrome拡張機能と聞いて皆様は何を想像しますか?

MozbarやFirebugあたりは何年もの間SEO担当者に根強い人気を誇っていますが、SEOの潮流が変わればもちろん使うツールも変わってきます。

特にハミングバードの導入以降はコンテンツと内部SEOの重要性が高まってきており、ウェブ担当者の皆様も潮流の変化に合わせたツールを使う必要があります。

そこで今回は、まだまだ世間であまり認知されていない、ハミングバード時代に不可欠なSEOに役立つChrome拡張機能4つをご紹介致します!

Redirect Path

導線設計最適化の観点からも、ユーザービリティの観点からも、ウェブページ間のリダイレクトが適切に行われていることをウェブ担当者は必ず確認する必要があります。

各ページのリダイレクト経路は従来であれば手動で確認しなければなりませんでしたが、このRedirect Pathを使用するとひと目でリダイレクト元とエラーページの有無の参照が可能になります。

間違って302リダイレクトが設定されていないかなどを細かにチェックしたいときには欠かせない拡張機能です!

【ダウンロードURL】

https://chrome.google.com/webstore/detail/redirect-path/aomidfkchockcldhbkggjokdkkebmdll?hl=jp

Canonical Inspector

グーグルから適切な評価を受けるためには、canonicalタグの設定が欠かせません。(canonicalタグの説明はこちら

グーグルがあなたのウェブページの評価を誤って分散してしまわないためにも、カノニカル・インスペクターを使って

  • ・ページ内canonicalタグの有無
  • ・閲覧中のURLとcanonicalタグの指定URLの一致

の確認をワンクリックで済ませましょう!

せっかく苦労して仕上げたウェブページも、SEO効果が分散してしまっては苦労が台無しですよ!

【ダウンロードURL】

https://chrome.google.com/webstore/detail/canonical-inspector/bkhmmnobkapfphodlomnkhdoeopceiki

ShareMetrics

ハミングバード導入による大きな変化の1つと言えば、ソーシャル指数が検索結果に与える重要性が大幅に増したことです。

もちろんウェブ担当者としては各ページがどれだけのソーシャル評価を受けているか正確に把握する必要があり、各ページがどれだけ多くのいいね!や共有を受けているのか一瞬でチェックしたいところですよね?

そんな需要に答えてくれるのがこのShareMetrics。

ShareMetricsを使えば、

  • ・フェイスブック
  • ・ツイッター
  • ・グーグル+

などの主要ソーシャルメディア内でどれだけの指示をウェブページが受けているか、ブラウザーの上部に表示してくれるんです。

SNSとSEOが切っても切れない関係の今、絶対に使えるツールであること間違いありません!

【ダウンロードURL】

https://chrome.google.com/webstore/detail/sharemetric/lhnijlahkclijpefbcimahdcgcjbmnnp/related

PageSpeed Insights by Google

その名の通り、グーグルが提供する拡張機能。

ページのロードにかかる時間を計測するだけでなく、なんと改善に向けたアドバイスまで提供してくれるんです!

使い方は、

  • 1.Google Chromeの設定(ブラウザー右上)
  • 2.ツール
  • 3.デベロッパーツール
  • 4.ページスピード
  • 5.解析を開始

の順にクリックし、あとは解析結果とアドバイスを待つだけ!

ページのロードにかかる時間は多かれ少なかれ検索結果に影響を与えると言われているので、皆様も必ずチェックしてみましょう!

【ダウンロードURL】

https://chrome.google.com/webstore/detail/pagespeed-insights-by-goo/gplegfbjlmmehdoakndmohflojccocli/related

まとめ

  • ・ハミングバード時代を乗り越えるために、Chromeの拡張機能をSEO対策に活用しましょう。
  • ・今回ご紹介した拡張機能を使えば、内部最適化、ソーシャル指数の把握、ローディング速度の最適化があっという間にできちゃいます!

次世代USBに見る「そういえば不便だったよね」というお話

【本記事は個人的な経験により一部ドラマチックすぎる表現を含有しております。】

ようやく待ちに待った瞬間がやって来ました。

次世代USBの開発に取り組むUSB3.0 Promoter Groupの代表ブラッド・サンダー氏の発表によると、私達がUSBを使用する上で長らく直面してきた「あの問題」が次世代USBによりついに解決されるようです。

次世代USBコネクターはリバーシブルに

connctor

「もしUSBのコネクタ部分に裏表がなかったら…」

部屋が真っ暗な時、飲み過ぎてしまった夜、(特に)コンピューターの裏にUSBポートがある時、現代に生きる皆様なら少なくとも一度は願ったことがあるでしょう。

大容量データの保存や移管スピードの向上にばかり目が向けられた結果、コネクター部分の裏表によって生み出されたUSBの使い勝手の悪さは、現在に至るまで姿を変えず私達の生活に立ちはだかっているのです。

iPhone5の発売と同時に発表されたLightning コネクターの導入により一部のiPhoneユーザーはこの悪しき問題から開放されましたが、他の多くのデバイスはもちろん未対応のまま。

USBリバーシブル問題は充電時だけに起こることではなく、データを保存する時も移管するときも常に私達の願いに反してつきまとい続けてきたのです。

lightning

【表裏関係なく挿入可能なLightning】

しかしこんな心配に煩わされる必要はもうありません。

前述のサンダー氏の発表が事実であれば、次世代USBコネクターはどっち向きでも挿入可能ないわゆる「リバーシブル型」。

USBと共に過ごした約14年間の苦悶から私達はついに開放されるのです。

次世代USBに見る世の中に潜む些細な不便と眠るビジネスチャンス

「なんで今まで誰も解決してこなかったんだろう」

今までUSBの表裏に悩まされてきた人もそうでない人も、疑問に感じて当然です。

世の中に潜む些細な不便は時が経てば経つほど当たり前のものとして生活に染み付き、問題を解決しようという意欲さえ奪ってしまうのかもしれません。(もしかしたら技術的な問題かもしれませんが、そこは私もよく分かりません。)

しかし、そうした些細な不便にブレークスルーをもたらすことが出来ればビジネスチャンスが生まれること間違いありません。

今回の発表を機にリサーチを行ったところ、実は裏表関係なく使える「リバーシブルUSB」も既に存在するようなんです。

リバーシブルUSBがどれだけ売れているのかは定かでありませんが、

  • ・「コーヒーは好きだけど眠れなくなるから夜は飲めない」という不便を解消したデカフェコーヒー
  • ・「空気に触れると美味しさが長持ちしない醤油」の常識を覆したヤマサ醤油の新容器

などなど、些細な不便から生まれるイノベーションは今後も次々生まれていくでしょう。

特にスマホアプリやウェブサービスの開発が未だかつて無く容易になった今、生活に潜む問題や課題をビジネスに変える機会がより身近になっていくのかもしれません。

まとめ

  • ・次世代USBコネクターは表裏関係なく使えるリバーシブルタイプであることが発表されました。
  • ・アップルのLightningや今回の発表のように、「些細な不便」は今後も様々なイノベーションのきっかけになるでしょう。

モバイル時代を生き抜くための5つのローカル戦術

WEBマーケティングのメリットは世界中のユーザーに製品を低コストでアピールできること。

今更何だと思われるかもしれませんが、実はこの定説こそ(特にウェブマーケティング初心者の方が)今最も重要なWEBマーケティングトレンドの1つを見過ごす要因となっているんです。

ローカル戦略が注目されるワケ

ローカル戦略

近年のウェブマーケティングを特徴付ける最重要トレンドの1つです。

ローカル(地域)戦略が重要なトレンドに成長した背景には、以下のことが挙げられます。

  • ・ウェブサイト制作費用の低下

ウェブサイトを制作するコスト面でのハードルが日々低下しています。

今やウェブサイトは大企業や中小企業に限らず、商店街の片隅にあるような小さな店舗にとってもマーケティング手段のひとつになっているのです。

  • ・マーケティングツールの発展

Google AdWordsを含むマーケティングツールの発展により、地域別に顧客を絞ることが増々容易になっています。

  • ・モバイルデバイスの普及

スマホやタブレットの普及により、「道行く先で道行く先の」情報を取得するユーザーが増えています。

ローカル戦略により、こうしたユーザーを効果的に取り込むことが可能になります。

では、具体的にどのようなローカル戦術を駆使すれば良いのでしょうか。

モバイル時代を生き抜くために必要な5つの具体的なローカル戦術を教授致します!

Map Engine Optimization

限られた商圏での販売促進を任されるマーケティング担当者なら恐らくここ1~2年で何度と無く耳にした言葉でしょう。

聞きなれないという方の為に説明致しますと、Map Engine Optimization(MEO)とはGoogleマップで上位表示を達成することを指します。

検索キーワードに関連した地図や位置情報が以下の画像のように表示されたことはありますよね?

この位置情報の上位に表示される取り組みこそがMEOと呼ばれるマーケティング手法にあたります。

map

ご覧のように、「新宿 ラーメン」というキーワードに対して、食べログのページより上に表示されていることがお分かり頂けるかと思います。

上部に位置することで必ずしもクリック率が上がる訳ではございませんが、視認性が高まる(人の目につきやすい)ことは間違いないでしょう。

MEOを始めるためにはまずGoogleプレイスへの登録が必要です。

登録方法は以下のURL(WEB担当者フォーラム)にわかりやすく記述してありますので、ご参照下さい。

http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2010/09/24/8848

MEO成功への秘訣はSEOほど解明されていないのが現状ですが、

  • ・実際の位置

「新宿」「池袋」「渋谷」などの駅名で検索された際には、該当する駅から近いほど有利と考えられています。

  • ・口コミの数

位置情報に付随して、ユーザーによる「Googleの口コミ」が表示されます。

口コミの数(≒注目度の高さ)が1つの要因になっていることは間違いありません。

の2点は重表な指標であると考えられます。

住所表示オプションの設定

地域マーケティングを任されるリスティング担当者の皆様であれば「住所表示オプション」の有効利用は必ず抑えたいところ。

住所表示オプションとは、リスティング広告の情報に付随して表示される位置情報のことです。(画像を参照)

ext

上の画像を見ると、位置情報がある広告と無い広告が並んでいることがお分かり頂けると思います。

実はこの住所表示オプション、広告出稿の際に設定しないと表示されないんです。

「豊島区の接骨院なら○○」といった広告分よりも、「東京都豊島区池袋○-○-○」と表示されている方が、実際に距離が近かった時の心理的インパクトは絶大です。

設定方法は以下のURL(グーグルサポート)に記してあるので、今すぐ実践してみましょう!

https://support.google.com/adwords/certification/answer/2404182

地域ページの作成

SEOにもローカル戦略は不可欠です。

各地に店舗を保有する場合には、必ず店舗ごとのページを設置しましょう。

店舗は1つしか無いが出張サービスを扱っている場合にも、地域情報は欠かせません。

サービス提供地域ごとにサービスと関連した地域特有の情報を載せることで、「地域名+サービス名」での上位表示が可能になります。

ただ単に地域情報と称してリンクも飛ばさず地域名をズラッと並べる施策だけではローカル戦術とは呼べませんよ!

【以下のサイトが上手にローカルSEOを実践しているので、ご参考ください。】

http://kataduke-st.com/area/tokyo/minato.html

http://www.happy-bears.com/service/kaji/area/tokyo/shibuya.html

地域情報系ポータルの活用

どこの地域にも、概して地域情報サイトは存在するものです。

例えば新宿なら「新宿サーチ( http://www.shinjuku.or.jp/ )。

ちょっと都心から外れれば、「ちょうふどっとこむ( http://chofu.com/ )」なんていうサイトも存在しています。

情報量が必然的に多い地域系ポータルを利用することにより、SEMでは上位表示が難しいキーワードでも費用をかけずにマーケティングが実現可能です。

各サイトによって掲載料金は様々ですが、無料であれば活用しない手はありません!

また、全国の情報を掲載するiタウンページ( http://itp.ne.jp/?rf=1 )にも無料で企業情報を掲載できますので、しっかりと抑えておきましょう!

ローカルSNSマーケティングの実践

Twitterやフェイスブックマーケティングにもローカル戦術は欠かせません。

それぞれの広告ツールに搭載されている地域ターゲティング機能の利用は基本中の基本

複数店舗を所有するのであれば、各店舗ごとにページを設定しましょう。

各店舗が同一ページに投稿することで、情報が1ページに煩雑に羅列されてしまう事態を防ぐ効果があります。

(英語版Facebookでは地域ページと親ページを連携させて効率的なページ管理を実現する機能があるようですが、日本語で利用可能かは確かめられませんでした。)

近々フェイスブックのグラフサーチ(ページやユーザーを地域や特徴から検索できるサービス)が各言語で提供されることも予想され、フェイスブックマーケティングでローカル戦術を意識する重要性は増していくでしょう。

日本ではまだまだな感が否めませんが、チェックイン情報を拡散できるアプリFoursquareの存在も見逃せません

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「あのおしゃれな彼女が通う帽子屋さんなら絶対かわいいアイテムが見つかるはず!」

「あのグルメな彼がチェックインしてるならきっとこのお蕎麦屋さんは美味しいはず!」

といった感じで、Foursquareを使ったマーケティングは、費用を割かずにユーザーからユーザーへと企業情報が拡散するSNSマーケティングの真骨頂と言えるでしょう。

まだFoursquareで位置情報を申請していない方は、今すぐご登録を!

まとめ

  • ・モバイル時代にローカル戦略は不可欠です。
  • ・地域戦略には、検索エンジンマーケティング、SNS、ポータルサイトを存分に活用しましょう。