はじめに:
「こんばんわ、503です。」
ウェブサイト担当者であれば悪夢の様に感じるでしょう”50x”
意味は、人数多すぎて入れませんぜ。(ざっくりですが)
良きコンテンツ・サービスを提供し続ければいつかはユーザー爆発が起きます。
でもサーバーダウンすれば、開店休業状態です。
せっかく訪問してくれたユーザー達も、ため息をついてかえってしまいます。
”バイツァ・ダスト!”
と時を巻き戻す事はもちろんできません。
でも、ユーザー爆発はいつ起きるかわからない。
だからあきらめよう、では不正解です。
今回はユーザー爆発に関して学んでいきましょう。
1:プレス砲のタイミングを知る
るユーザー爆発の要因として、良く言われるのはプレスによるユーザーアクセスの倍増です。
これは一時的ながら、テレビ>SNS>WEBメディア>新聞>雑誌 の順に怒濤のアクセスが発生します。
これらは、取材やリリース担当の人と懇意に確認をする事が重要です。
テレビ・新聞・雑誌であればある程度の時間差による発生をします。
しかし、SNSやWEBメディアであるとストック記事に内包されてしまうと全くタイミングが読めなくなるリスクがあります。
そうした時に、乗る半日前には教えてほしいと事前に約束を取り付ける事が重要です。
また、前段のメディアに関しては、過去に掲載された事がある企業にどの程度の影響があるのかを確認すると教えてくれる可能性があります。
事前に、予測値を弾き出し多めに拡張をする事が必須となります。
予測値より多く受け、スカスカである方が
アクセスできずに追い返すよりも断然に良いと言えます。
だって、ユーザーにとっては、見込みの数値は見えていない訳ですから。
2:コンテンツを軽くする
コンテンツが重ければ読み込みの多く発生します。
機能拡張や利便性追加の上でどんどんとソースコードや
取得するAPI等が増えていく事は良くある話です。
しかし、その重さがトリガーとなりユーザーアクセスの停止につながるリスクがあります。
コンテンツは軽く作成し、デザイナー・プログラマーと調整を行う事。
定期的に見直しをする習慣を持つ事が重要です。
3:コンティンジェンシープランを策定する
コンティンジェンシープランとは、災害時や不測の事態に対して対応する緊急マニュアルの事です。
ユーザー爆発に伴う問題としては、
”そもそも落ちてしまった時のマニュアルがない”という事がひとつあります。
・わざと落とす
・どのくらい来たら落ちるのかを予測する
・復旧の段取りをマニュアル化する
長期的に落ち続ける状況では、実は一旦お詫びをして閉じてしまい
サービス拡張に勤めるというのも一つの判断であると言えるでしょう。
これらを実施するタイミングとしては、
サービスによりけりですが、夜間帯に実施する事がふさわしいです。
サーバーがダウンし続けている状況で、拡張を考えるというのは、
9月1日の早朝に、夏休みの宿題をしている様な状況です。
その為、安定稼働している時に、ある程度計画性をもって検討をする事をお勧めします。
4:プチダウンをしっかりとチェックする
さて、最後の項目でありますが
プチダウンに関してチェックが甘い事が、ユーザー爆発でサービスが壊れる要因として上げられます。
じつは、小さなダウンと復旧が発生した際にはgoogle Analitics では解析できない事があります。
プチであれば、
1:ユーザーが一時的に増える
2:ユーザーが一気に減る
そんな表示のされ方になり、
Twitterで紹介された時と似た様な表示となってしまいます。
プチダウンは、言うなれば最後の警告文です。
自社サービスを10分に一回巡回している様な人は稀です。
と言うことは、警告は実は無視されている様な状況だと言えます。
UptimeRobot http://uptimerobot.com
等のサービス監視ツールの導入は必ず実施して下さい。
上記のツールは、ページごとに実際に
きな臭いにおいを探知してくれます。
まとめ:
アクセスを増やしていけば、
プロデューサーが知らない間に、ユーザーアクセスの爆発は起きる可能性が増えます。
また、マーケットフィットされたアプリケーションであれば広がる時は、本当に一瞬で一気に広がると言われています。
まずは、
1プレスの時期を知り約束を取り付ける
そして、
2コンテンツを軽くする
それでも、発生するリスクはゼロにはできないので
3コンティンジェンシープランを作り
4プチダウンをチェックする
上記を実施致しましょう。
皆さんのビジネスの成功を願ってます。